塵も積もれば山となる!新型信号機でコスト削減と省エネを実現!

いつもは、新しいビルや建設現場に引き寄せられてしまう建設好きのわたしですが、帰省の時は、ちょっと違います。

 

子供の頃から変わらない景色を眺めていると、なんだか安心できるんですよね。というわけで、今年のお正月に帰省したときにも、目的もなく近所をぶらぶらとお散歩。

 

すると、交差点で見慣れないものが…!

 

 

信号機の横にちょこんと座っているカラスもかわいいのですが、気になったのは、信号機そのもの。なんだか、いつも見ているものと違う気がしませんか?

 

横から見てみると、こんな感じ。

 

 

ふつうの信号機に比べて薄い上に、庇(ひさし)がないんです!

 

これはまさか、新型かも!?と思って調べてみると、ビンゴ!

2017年2月に警察庁が車両用信号機の小型化する決定をしたことを受け、大阪市鶴見区に全国で初めてフラット&小型化された信号機が設置されたとのこと。

 

全国に126万台ある信号機を順次、交換している最中とのことで、ようやくわたしの地元でも新型への交換が始まったようです。

 

筐(きょう)体そのものも小さくなっているのですが、緑・黄・赤のライトの直径も従来の30cmから25cmとひと周り小さくなっています。

 

庇(ひさし)がなくて、ライトも小さいとなると「ちゃんと見えるのかな?」と心配になってしまいますが、所定角度に光を放射できることで、逆に視認性が高まるとのこと。ドライバーからも「見やすい」との声が多いようです。

 

信号機をフラット化&小型化することで、ほかにもたくさんのメリットがあります。

 

・雪や風に強い

・(LEDライトなので)コスト削減や省エネができる

・輸送コストが安い

・保管スペースが小さい

・製造コストが安い(従来の信号機より10%程度安くつくれる)

 

信号機1つは小さなもので、超高層ビルのように街の景観を大きく変えてしまうものではありません。

 

ですが、126万台すべてが新型に変われば街のイメージは変わりますし、コスト削減や省エネが実現できれば、その影響力はかなりのもの。「街を変える」のにも、いろいろな方法があるのですね。