泉岳寺〜品川お散歩③鉄筋篭(かご)建込機とは何をする建設機械?

芝浦公園の中を抜け、さらに品川方面に向かって歩いていくと、リニア中央新幹線の品川駅新設工事の様子を見ることができます。(下の地図の青い線の部分です)

 

 

そこで見つけたのが、こちらの建設機械。

 

 

左下の白いラベルに書いてある「鉄筋篭(かご)建込機」というのが、機械の名称のようです。

 

側面からも撮影してみたのですが、いまいち何をする建設機械なのかわかりません。

 

 

ここでさっそく、調査開始!

 

調べてみたところ、基礎杭を打ち込む過程で必要な「鉄筋かご」を挿入する機械だということがわかりました。

 

日本の軟弱な地盤では、重量のある建築物をささえるための基礎工事が必要で、その際に「基礎杭」を地面に打ち込みます。

 

基礎杭を打つ工法は、大きく分けて2つあります。

引用:

https://kyuken.jp/foundation/

 

●既成杭

パイルドライバ(三点式杭打機)にオーガマシンなどの駆動装置を装備し、コンクリートや鋼管製の既成の杭を沈設する方法

 

●場所打ち杭

現場で掘削した穴の中に鉄筋かごを挿入し、コンクリートを流し込んでその場で杭を作る方法

 

この説明を見ればわかるとおり、「場所打ち杭」で必要になるのが、「鉄筋篭(かご)建込機」です。

 

今回の建設現場では通常タイプの鉄筋かごを挿入しているようですが、最近は新しく、伸縮する鉄筋かごが開発されていて、先日ブログ記事でご紹介した渋谷駅改良工事では、これが使われたそうです。

 

引用:

https://www.kajima.co.jp/news/press/201812/5c1-j.htm

 

鉄筋かごの縮小時の長さは伸展時に比べ約1/4~1/6程度、ストランド自体が鉄筋に比べて軽量であるため、総重量も1/2~2/3となり、運搬や建て込み作業も楽になるのだとか。

 

実際、渋谷駅の工事では、工期として5日間を見込んでいたものが、5時間で終わったそうです。

 

すべての場所で使えるものではないのかもしれないですが、こうした工法や技術がどんどん広まってくれるといいですね。