江戸切子の透明網棚で車内を明るく&安全に!

ふだんはあまり電車の網棚は使わないのですが、この日は、両手に抱えるほどの荷物を持っていたので、網棚に載せることに。

そこでふと顔を見上げると…。

 

網棚が透明になっているではありませんか!!

 

私が知っている網棚は、名前の通り網の目になっているものか、棒を並べたタイプのものだけ。

もしかしたら、以前にも透明タイプを見ていたのかもしれないのですが…やはり、意識を向けないと気づかないものですね。

 

このタイプの透明網棚を採用しているのは日比谷線13000系という車両で、2017年3月から運転が開始されています。

 

透明のガラスに江戸切子の模様を描いた美しい網棚で、光を通して開放的に見せることを狙ったのだとか。

 

ですが、目的は景観だけではないようです。

ひとつは、荷物が残っているのが一目でわかること。電車内に忘れ物をした場合は駅の係員が探してくれますが、その時間が短縮できます。

 

もうひとつのメリットが、不審物や危険物を発見しやすいこと。地下鉄サリン事件以降、鉄道各社では乗客に向けても「不審物を発見したら駅係員にお知らせください」というアナウンスをしています。

 

透明であれば下からも見やすいので、乗客でも見つけやすくなるというわけですね。

 

デザイン性と機能を兼ね備えた「透明の網棚」。ほんのちょっとの工夫で、世の中が便利になる事例をまたひとつ発見して、嬉しくなりました。