ああ、懐かしの公衆電話

仕事で帝国ホテルに行く機会があり、せっかくなので、探検してみました!

(館内での撮影は許可を得ています)

 

1階のメインロビーには、巨大なシャンデリアの下に桜の生け花があります。シャンデリアがちょうどスポットライトのような役割となって、桜がきらきらと輝いて見えます。

 

 

フロントの目の前にあるのが、ランデブーラウンジ。

 

 

奥の壁は、世界的彫刻家・多田美波さんの大作「黎明(れいめい、通称:光の壁)」。クリスタルのガラスブロック約7,600個が使用されているそうです。

 

 

多田美波さんについては今回、調べて初めて知ったのですが、光と色を組み合わせた立体的な造形物が多く、ホームページに掲載されている作品(Works)は素晴らしいものばかり。よかったら一度、覗いてみてください。

 

多田美波研究所ホームページ:

https://www.tada-ken.com/works

 

メインロビーを抜けると、地下に続く階段があります。

 

 

階段や廊下の隅々にまで、ふかふかの厚い絨毯が敷かれているのは、ホテルならでは。

 

 

シャンデリアの種類も多く、小ぶりで繊細なデザインのものや、

 

 

円のように配置されたもの、

 

 

さらには、滝のようなシャンデリアまで。

 

 

こんなにたくさんのシャンデリアを見たのは初めてだったので、興奮して何枚も写真を撮ってしまいました(笑)

 

あと2つだけ、今日のブログ記事でご紹介したいものがあるので、もう少しお付き合いくださいね。

 

1つ目は、靴磨きのサービス。

 

 

私自身は靴磨きをしてもらったこともなく、昔の小説や映画で見たことがある程度なのですが、こうして実物を目の前にしてみると、ものすごく特別な空間に見えます。

 

 

もうひとつが、こちらのスペース。建物 in 建物という感じのスペースですが、さて、中に何があるか、お分かりになる方はいらっしゃいますでしょうか。

 

 

正解は…公衆電話!

 

家に連絡をしたり、ポケベル(簡単な文字列や数字を受信できる端末。通話はできない)でメッセージを送ったり。

 

「学生の頃はお世話になったな…」と懐かしくなり、ついつい、中に入って写真を撮ってしまいました。

 

 

最近は街中で公衆電話を見ることが少なくなってきましたが、実際にはどのくらい減っているのでしょうか。いい機会なので調べてみました。

 

<公衆電話施設数の推移>

2000年(平成12年):70万7,233台

2010年(平成22年):25万2,775台

2018年(平成30年):15万5,214台

 

引用:総務省 情報通信統計データベース

https://seireki.hikak.com/

 

約20年前に比べて、1/3以下になってしまったんですね。こんなに減ってしまったのかと、正直驚きました。

 

さらにスマホが普及していることを考えると、今の子供たちは公衆電話を使った経験がないということに。

 

もちろん、ふだんはまったく困らないですが、公衆電話は災害時でも通信規制の対象外になる災害時優先電話(*)です。

 

*災害時優先電話:発信規制や接続規制といった通信制限(大規模災害時は約90%以上の制限が行われることがあります)により、通常の電話は被災地からの発信や被災地への接続は制限されますが、優先電話はこうした制限を受けずに発信や接続を行うことができます。

 

引用:

https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/net_anzen/hijyo/yusen.html

 

万が一の時のためにも、子供たちにはしっかりと公衆電話の使い方を伝えておきたいですね。

まるで新幹線!東武鉄道と日比谷線初の座席指定列車「THライナー」

今日は、久しぶりに電車の話題です。東京メトロ日比谷線を使ったときに見つけたのが、こちらの車両。

 

 

座席が一つひとつ、完全に分離しているのがわかりますでしょうか?

 

横一列で座れるのは6人。一般的な車両は7人掛けなので、座れる人が少なくなってしまうことになります。

 

ではなぜ、こんな車両をつくったのでしょうか?

 

早速調べてみたところ、「THライナー」という列車名だということが判明。東武鉄道と日比谷線の相互直通運転で初めて導入された、座席指定列車だそうです。

 

参考:東京メトロプレスリリース

https://www.tokyometro.jp/news/2019/205306.html

 

私が見たのはロングシートバージョンで、

 

 

クロスシートにすると…

 

引用:

https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200123/ece2001230700001-n1.htm

 

まるで新幹線のような空間に早変わり!

 

こういう仕組みを考えてつくるのは難しいのでしょうが、同時に、とてもおもしろそうですよね。

 

ちなみに「THライナー」は、平日・土日祝とも1日7本のみの運行とのこと。日比谷線の1日の運行本数は、おそらく200本を超えているので、出会える確率は3〜4%といったところ。なんの狙いもなく遭遇できた私には、やはり幸運の女神がついているのでしょうか(笑)

*THライナーは2020年6月6日(土)より運行開始予定です

 

肝心の座り心地ですが、座席がしっかりと分かれているので、通常の仕切りのない座席よりもゆったりと座れます。

 

THライナーとして運行している7本以外は通常の車両として運行していて、座席指定料金も必要ないので、見かけたらぜひ、乗ってみてくださいね。

地上にある地下の排煙施設

昨日に続き、今日も道路に注目…と思ったのですが、これはさすがに、注目しなくても気づいてしまいますよね。

 

 

キノコのように地面からちょこんと突き出ていて、側面には網が張られています。「地下排煙口」という名前の通り、火災の時などは、きっとここからモクモクと煙が出てくるのでしょう。

 

日本には地下道や地下鉄がたくさんありますが、このような物体を見たのは初めてです。

 

早速、「池袋駅西口 地下排煙口」で検索をしてみたのですが、これがいつ、どのような目的で、なぜここに設置されたのか…という情報は見つからず。

 

とはいっても、ここで引き下がってしまっては、建設好きの名がすたるというもの。

せっかくなので、地下鉄の排煙設備について調べてみました。

 

排煙設備については、建築基準法と消防法に規定がありますが、駅は特殊な建物で、改札外は建築基準法、改札内は消防法の規制を受けています。

 

引用:

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-yobouka/fukugouterminalanzen/2303_3.pdf

 

なお、地下鉄道の火災対策については各市区町村で指導指針が出されていますが、たとえば大阪市では排煙設備について以下のように記載されています。

 

(1) 駅及び駅間には、旅客が安全に避難できるよう必要に応じて排煙を有効に行える設備を設けること

排煙設備の必要排煙量等については、「鉄道に関する技術上の基準を定める省令等の解釈基準の一部改正について」(平成 16 年 12 月 27 日付け国鉄技第 124 号)別紙第7により算出すること

イ 排煙設備は、機械換気設備を兼用することができる。

ウ トンネルの縦断線形により自然換気口によってもトンネルの排煙効果が十分期待できる場合は、排煙機を設けないことができる。

電源を必要とする排煙設備には、非常電源を附置すること

 

引用:

https://www.city.osaka.lg.jp/shobo/cmsfiles/contents/0000213/213007/2-1.pdf

 

池袋駅西口にある地下排煙口も、おそらく、消防法、建築基準法、またはそれに準ずる指導指針に基づき、設置されたものだと考えられます。

 

法律上ではかなり細かいルールがあり、びっくりしてしまいますが、人命を守るためといえば、当たり前のことですね。改めて、安全な建築物をつくることの重要性に気づかされました。

泉岳寺〜品川お散歩③鉄筋篭(かご)建込機とは何をする建設機械?

芝浦公園の中を抜け、さらに品川方面に向かって歩いていくと、リニア中央新幹線の品川駅新設工事の様子を見ることができます。(下の地図の青い線の部分です)

 

 

そこで見つけたのが、こちらの建設機械。

 

 

左下の白いラベルに書いてある「鉄筋篭(かご)建込機」というのが、機械の名称のようです。

 

側面からも撮影してみたのですが、いまいち何をする建設機械なのかわかりません。

 

 

ここでさっそく、調査開始!

 

調べてみたところ、基礎杭を打ち込む過程で必要な「鉄筋かご」を挿入する機械だということがわかりました。

 

日本の軟弱な地盤では、重量のある建築物をささえるための基礎工事が必要で、その際に「基礎杭」を地面に打ち込みます。

 

基礎杭を打つ工法は、大きく分けて2つあります。

引用:

https://kyuken.jp/foundation/

 

●既成杭

パイルドライバ(三点式杭打機)にオーガマシンなどの駆動装置を装備し、コンクリートや鋼管製の既成の杭を沈設する方法

 

●場所打ち杭

現場で掘削した穴の中に鉄筋かごを挿入し、コンクリートを流し込んでその場で杭を作る方法

 

この説明を見ればわかるとおり、「場所打ち杭」で必要になるのが、「鉄筋篭(かご)建込機」です。

 

今回の建設現場では通常タイプの鉄筋かごを挿入しているようですが、最近は新しく、伸縮する鉄筋かごが開発されていて、先日ブログ記事でご紹介した渋谷駅改良工事では、これが使われたそうです。

 

引用:

https://www.kajima.co.jp/news/press/201812/5c1-j.htm

 

鉄筋かごの縮小時の長さは伸展時に比べ約1/4~1/6程度、ストランド自体が鉄筋に比べて軽量であるため、総重量も1/2~2/3となり、運搬や建て込み作業も楽になるのだとか。

 

実際、渋谷駅の工事では、工期として5日間を見込んでいたものが、5時間で終わったそうです。

 

すべての場所で使えるものではないのかもしれないですが、こうした工法や技術がどんどん広まってくれるといいですね。

あの建物・建設現場はどうなった?@日本橋浜町の建設現場

今日は、2019年9月のブログ記事でご紹介した建設現場(アボロン杭打機をご紹介させていただきました)の、その後の様子を調査しにいってきました。

 

当時は、地面いっぱいに敷板が敷き詰められていて、杭打機をはじめとした建設機械がたくさん置いてありました。

 

 

さて、半年ほどたった現在(2020年2月)、この建設現場はどうなっているのでしょうか?早速、建設現場のある日本橋浜町に向かいます。

 

現場には小ぶりのタワークレーンが設置され、足場が組まれていました。

 

 

中を覗いてみると、基礎の部分はすでにできていて、敷板が敷かれているのはまわりの砂利の部分だけのようです。

 

 

たった半年で、何もないところに建物の原型をつくれちゃうなんて、やはり、建設という技術はすごいですよね。

 

もうひとつ、近くに建設現場があり、実はこちらも経過を追っていたので、ご紹介させていただきますね。

 

まずは2019年6月に撮影した写真です。

 

 

地面を整えている段階なのでしょうか。ところどころ敷板が敷かれているだけです。

 

次は、半年後の2019年12月に撮影したもの。建物の基礎の部分を作っているようですね。

 

 

そしてこれが、2020年2月に撮影したもの。

 

 

地下の躯体がほぼ出来上がりつつあります。

大きな建設現場ではないとはいえ、たった3ヶ月でこんなにも変わるなんて、すごいですよね。建物がどんどん大きくなっていく姿を見られるのは、建設好きにはたまりません。

 

この2つの建設現場については、引き続き、経過を観察してご紹介させていただきたいと思います。完成まで追っていくので、お楽しみに!

池袋には色とりどりのふくろうがいっぱい!

池袋散歩の最終回は、「ふくろう」特集です!

 

もともと「池袋」という地名は、袋のような盆地の窪地にたくさん湿地があり、その地形の印象からついた名前だそうです。

 

袋=ふくろ=ふくろうということで、地名にあやかって設置されたのが、池袋駅東口にある「いけふくろうの像」。

 

引用:

https://next.jorudan.co.jp/trv/tokyo/11308.html

 

待ち合わせ場所としても有名ですよね。

 

ですが、池袋にいるふくろうはこれだけではありません。他にも、たくさんのふくろうがいます。

 

「いけふくろうの像」につながるチェリーロード(池袋駅東口構内)には、天井から木彫りのふくろうがぶらさがっています。

 

 

中池袋公園には、ハリー・ポッターが持っていたような白いふくろう。

分厚い本の上に乗っていることから、なんとなく知的な感じがしませんか?

 

 

池袋エリアを巡回するIKEBUS(イケバス)のマスコット「イケちゃん」もふくろうです。

 

 

赤いふくろうの次は、なんと、黄色のふくろう!

 

 

豊島区制施行70周年(平成14年、2002年)を記念して誕生した、ふくろうの姿かたちをした謎の生き物(豊島区ホームページより)である、「としま ななまる」をデザインしてつくられたポストです。

 

こんな風にいろんな色や形のポストがあれば、郵便を出しに行くのがポストを探す宝探しみたいになって、おもしろいかもしれないですね。

 

 

さて、以上で池袋のお散歩は終了です!

立教大学やハレザタワーは、ぜひまた機会を改めて、探検してみたいと思ってますので、お楽しみに!

駅のホームにバス停の記号!?

今週のブログ記事はここまで、すべて新しくなった渋谷駅の話題でした。というわけで、金曜日の今日も「駅」に関する豆知識をご紹介したいと思います。

 

まずは、こちらの標識をご覧ください。ホームの頭上にある標識です。

 

 

一番最初に頭に思い浮かんだのが、バス停の地図記号。

 

 

そっくりですよね?

 

とはいっても、駅のホームにある以上、バス停の標識でないことはたしかです。

そこで調べてみると、正式名称は「軌道回路境界位置目標」だということがわかりました。

 

なんだか小難しい名前ですが、いったいどんな目的で設置されているのでしょうか?

 

さらに調べを進めたところ、「電車がオーバーランしてしまった場合に、一番後ろの車両がこの標識より前に行ってしまったら、後退できない」ラインを示す標識とのこと。

 

このラインを超えると、車掌さんの判断で電車を後退させることはできず、運転指令に連絡をして後続列車を止める手続きをする必要があります。

つまり、「軌道回路境界位置目標(信号機マーク)」は後続列車が追突しないようにするための標識というわけですね。

 

今回の疑問はすっきり解決!したのですが、駅の標識を調べているうちに、駅の標識がたくさん掲載されたページを発見しました。

 

鉄道標識・サイン

http://www.hoan-supply.co.jp/pdf/product_tetsudo.pdf

 

見たことのない標識もたくさんあるので、ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

出会える確率は5%!銀座線1000系の特別仕様車

昨日までのブログ記事で、東京メトロ銀座線渋谷駅の新駅舎をご紹介してきましたが、実は渋谷駅でもうひとつ、ものすごい幸運に恵まれたんです。

 

右と左の車両の違いがわかりますでしょうか?

 

 

車両の内部を見ると、右が白、左はオレンジがかった茶色をしています。

 

右が銀座線1000系車両、左が銀座線1000系車両(特別仕様車)なのですが、これだけだとわかりづらいので、メーカーのホームページを見てみましょう。

 

銀座線1000系車両

引用:

https://www.n-sharyo.co.jp/business/tetsudo/pages/trta1000.htm

 

銀座線1000系車両(特別仕様車)

引用:

https://www2.panasonic.biz/ls/works/building/detail/id/458450000/?building-filter=prefecture&codes[]=13

 

外観もヘッドライトと、車体にオレンジのラインが入っているかどうかの違いだけで、ほとんど同じです。

 

銀座線1000系(ノーマルタイプ)は、東洋初の地下鉄である銀座線の開業時、1927年(昭和2年)につくられた1000形車両を模してつくられた車両で、2012年から運行を開始しています。

 

そういえば1000系のレトロな車両がつくられる前は、01系と呼ばれるスタイリッシュな車両が走っていましたよね。

 

引用:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%B6%E5%9B%A301%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A

 

新しい1000系は40編成がつくられたのですが、そのうち最後につくった2編成だけを、外装だけでなく内装も旧1000形をイメージさせる特別仕様にしたそうです。

 

車内を見てみると、ノーマルタイプと特別仕様車には、たくさんの違いがあることがわかります。

 

まずは、内装。ノーマルタイプは白を基調とした明るい車内になっています。

 

 

一方、特別仕様車は木目調のデザイン。心なしかライトの光も優しく、全体的にあたたかい雰囲気です。

 

 

ノーマルタイプの座席は銀座線のカラーであるオレンジで、つり革は、現在主流となっているTA型。

 

 

特別仕様車の座席は深い緑が使われており、木目調の内装とよくマッチしています。ちなみにつり革は、初代1000系のリコ式を模した涙型です。

 

 

特別仕様車ではそのほか、青銅鋳物にクロームメッキ仕上げを施したブラケット(照明器具)や金の取っ手など、細部にまでこだわった内装になっています。

 

 

ちなみに、40編成のうち2編成だけの特別仕様車に出会える確率はなんと5%とのこと。

新年早々、こんなラッキーにめぐりあえるなんて、今年はいいことが起きそうです(笑)。

環境問題を解決するには、小さな行動の積み重ねが大切

先日通りかかった建設現場で見つけた、ロゴマーク。

 

 

大成建設が2011年4月から取り組んでいる「CO2ゼロアクション」のロゴです。

 

CO2ゼロアクションでは、以下の活動を実施することにより、施工段階でのCO2排出量を5%程度削減できるそうです。

 

(1)仮囲い等を利用した環境活動の実施状況の表示(下記のデザインの表示を全作業所に掲示)

(2)事務所・詰所の照明のこまめな消灯

(3)事務所・詰所の冷暖房温度の抑制

(4)雨水・湧水の場内利用

(5)建設機械・車両の日常点検・整備

(6)アイドリングストップ

(7)エコドライブ

 

成果もすでに出始めていて、1990年と比べた場合の施工段階での総CO2排出量削減率は44.7%となっています。

※参考:大成建設ホームページ

https://www.taisei.co.jp/about_us/csr/performance/iso26000/environment/report/

 

そういえば2019年は、スウェーデン出身で16歳の環境活動家、グレタ・トゥンベリさんの国連気候行動サミットやCOP25でのスピーチが話題になりましたよね。

 

しかし、地球の未来を本当に変えていくには、環境問題を「たいへんだなぁ」「なんとかしないとね」と思っているだけではなく、行動をしなければ意味がありません。

 

大成建設が取り組んでいる「CO2ゼロアクション」も、一つひとつの行動をみると、小さくて取るに足らないことのように見えます。ですが、しっかりとCO2排出量の削減という成果に結びついています。

 

会社でも、建設現場でも、そして、自分の家でも。まずは「電気をこまめに消す」など簡単なことから、「地球の未来を明るくする」ために行動したいものですね。

タワークレーンはなぜ紅白に塗られている?

今日は朝から、タワークレーンを2箇所で発見!タワークレーンについては、このブログ記事でも2回ご紹介していますが、何度見ても飽きないんですよね。

 

 

 

平日の昼間だったので、「動くところがみたいな」と思いながらクレーンを見続けていたのですが、ふと、疑問が湧いてきました。

 

なんでタワークレーンのジブ(腕のように伸びている部分)は、すべて紅白に塗られているのでしょうか?

 

他の建設機械は、赤や青、黄色、緑など、いろんな色があるのに、不思議ですよね?というわけで、早速、調べてみました!

 

タワークレーンをはじめ、煙突や鉄塔など、細くて高い建築物には、昼間障害標識(ちゅうかんしょうがいひょうしき)を設置することが、航空法により義務付けられています。

 

第五十一条の二

昼間において航空機からの視認が困難であると認められる煙突、鉄塔その他の国土交通省令で定める物件で地表又は水面から六十メートル以上の高さのものの設置者は、国土交通省令で定めるところにより、当該物件に昼間障害標識を設置しなければならない。

 

引用:電子政府の窓口

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=327AC0000000231_20170530_428AC0000000051&openerCode=1#382

 

さらに、昼間障害標識には、「赤、または黄赤(インターナショナルオレンジ)と白に塗り分けられた塗色」をしなくてはならないというルールがあります。

*高光度航空障害灯か中光度白色航空障害灯(どちらも白色のフラッシュライト)を設置すれば、昼間障害標識は免除されます

 

法律によるものとはいえ、赤と白の塗装は青空に映えますし、空に伸びていく姿はかっこいいもの。タワークレーンについて知るたびに、タワークレーンがどんどん好きになっていっている気がします。