平屋と、桜と、豪華絢爛な金色殿と

昨日に続き、上野公園のお散歩の様子をお届けします。

国立科学博物館のシロナガスクジラを見たら、次は左に曲がります。

 

すると、パッと視界がひらけて目の前に大噴水が現れます。

 

 

奥に見えるのは、東京国立博物館の本館。

噴水の傍らには、和風のスターバックスコーヒーがあります。

 

 

木造の三角屋根は、平家を思い出させますよね。オープンテラスの開放的な雰囲気も、公園にぴったりとマッチしている気がします。

 

公園の中心に戻る形で進むと、見事な桜と銅像が見えます。

 

 

桜は、コマツオトメ(小松乙女)の原木。銅像の人物、小松宮彰仁親王(こまつのみやあきひとしんのう)から「小松」の名をとり、かわいらしく美しいことから「乙女」と命名されました。

 

 

ちなみに小松宮彰仁親王は、日本赤十字社の前身である博愛社の初代総長に就任した人物で、赤十字活動の発展に尽力した方だそうです。

 

ここから上野動物園の方に向かうと見えてくるのが、上野東照宮です。

 

 

東照宮とは、徳川家康公を祀る神社のことで、上野東照宮は1627年に創建されました。現存している金色殿(社殿)は、3代将軍徳川家光公が造営替えをしたもので、日光に行くことができない江戸の人々のために豪華な社殿を建立したと言われているそうです。

 

参考:

http://www.uenotoshogu.com/about/

 

こちらが金色殿なのですが、まさに豪華絢爛という表現がぴったり!

 

 

本当は、上野動物公園内にある五重塔も見たかったのですが、休園中なので、次回のお楽しみにとっておきたいと思います。

 

小さな滝から温室の遺構まで!新宿御苑のおすすめスポット

新宿御苑の温室がラグビーボールのような形をしている理由がわかったところで、お散歩再開です!

 

温室内には、洋ラン展用に飾られたラン以外にもみどころがたくさん!

 

真ん中をすぎたあたりにある小さな滝は、裏にも道があって、滝の裏を見ることができます。

 

 

まるでモネが描いた「睡蓮」のような池もおすすめ。

 

 

池のまわりにはいくつもの小径があって、いろんな角度から眺めることができます。

 

温室に行ったらぜひとも見てほしいのが、戦前の温室の遺構です。温室を出て、右奥にあります。

 

 

新しい温室を作る際に行った埋蔵文化財発掘調査(平成22年)で見つかったもので、大正時代に建てられ戦後まで使われていた温室の基礎部分だそうです。

 

レンガの基礎の上にはどんな建物が建っていたのでしょうか。今は写真しか残っていませんが、想像するだけでも楽しいですよね。

 

温室を出たら、最後は大木戸門に向かいます。

 

 

大木戸門を出て左手には、新宿門まで続く散歩道があります。

見事な銀杏(いちょう)並木を歩いて、本日のお散歩は終了!

 

 

こちらの散歩道は新宿御苑の外にあって、誰でも自由に歩けるので、お近くにお越しの際は、ぜひ、お散歩してみてくださいね。

(新宿御苑の入園料は500円です)

 

4日間に渡ってお届けした新宿御苑のお散歩は、いかがでしたでしょうか。

といっても、今回ご紹介できたのは、新宿御苑の1/6程度でしかありません。他のエリアについては、また機会を改めてお伝えしたいと思います。

温室でのラン栽培発祥の地・新宿御苑で洋らん展が開催!

新宿御苑でのお散歩、第2弾ではいよいよ、温室で開催中の洋らん展について、お届けしたいと思います。(現在は、開催終了しています)

 

 

ちなみに、そもそもなぜ新宿御苑で洋らん展が開催されるのか、ご存知でしょうか?

 

私も今回調べてみて初めて知ったのですが、日本で初めて温室でランの栽培を行ったのが、新宿御苑の温室なのだそうです。

 

さて、疑問が解消されたところで、温室に入りたいと思います!

 

入り口に入った瞬間、ぽかぽかと暖かい空気とランの甘い香りに包まれます。

 

 

温室に集められたランはなんと200種類以上!さまざまな種類の香りが混ざった濃厚な香りが、鼻をくすぐります。

 

一般的にイメージするランは、こちらの形でしょうか。

 

 

さまざまなピンクのランに、

 

 

きれいな白のランもたくさん。

 

 

ぱっと見ではランのようには見えませんが、これもランの一種なんだそうです。

 

 

個人的に一番気に入ったのは、こちらのラン。

 

 

小ぶりの白いランがいっぱい集まっている様子が、なんだかかわいらしいと思いませんか?

 

ランを楽しみつつも、建設好きとしてはやはり建物が気になります。

 

 

中から撮影するとちょっとわかりづらいので、完成イメージを見てみると…、

 

 

引用:

https://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/topics/090224.html

 

円でも四角でも六角形でもなく、ラグビーボールのような形に見えませんか?なぜ、このような形になったのでしょうか?次回のブログ記事で、調べてみたいと思います!

超高層ビルと樹木のコラボにワクワク!@新宿御苑

ぽかぽかと暖かい小春日和の休日。どこにお散歩に行こうかな?と考えながらインターネットを見ていると、新宿御苑で「洋らん展」を開催しているとのこと。

 

開催期間が1週間以下と短く、毎年チャンスを逃していたのですが、今年はグッドタイミング!さっそく、東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅に向かいます。

 

新宿御苑の「新宿門」に近い1番出口を出ると、すぐ右手に公園が見えます。

 

 

10分ほど道なりに歩くと、新宿門に到着。

 

 

 

開園20分前だというのに、すでに20名くらいの人が待っていて、開園直前には50名くらいに増えていました。

 

開園前に園内マップを見て、どこをお散歩するのかを予習しておきます。

 

 

新宿御苑は広さ58.3ha、周囲3.5kmの広大な庭園で、ゆっくり見て回ると3時間近くかかってしまいます。

 

しかもこの時間は、健康な足で歩いた時の場合。松葉杖だと3倍くらい時間がかかってしまうので、とてもすべては回りきれません。

 

というわけで今日は、「洋らん展」が開催されている温室を中心に、お散歩をすることにしました(下のマップの赤い枠の部分です)。

 

2019みどころ春表CS6

引用:

https://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/2_guide/map.html

 

森の中にいるかのような小径や、

 

 

広々とした芝生と美しく配置された樹木。

高い木と低い木がバランス良く配置されていますよね。

 

 

風景を楽しむのもいいですが、一つひとつの樹木を見るのもおすすめです。

こちらはヒマラヤスギ。

 

 

新宿御苑には約380本のヒマラヤスギがあり、ほとんどが樹高20mを越えていて、中には35mにまで成長しているものもあるのだとか。

 

新宿御苑にはヒマラヤスギの他にも、背の高い樹木や巨木がたくさんあるので、ぜひ見つけてみてくださいね。

私と同じように超高層ビルが好きな方なら、きっと楽しんでいただけると思います。

 

もうひとつ、建設好きのみなさんに見ていただきたいのが、樹木と超高層ビルのコラボレーション。

 

 

新宿御苑をぐるっと一回りすると、素敵なコラボが至るところで見られます。

 

お花はあまり期待していなかったのですが、ジュウガツザクラ(春と秋の年2回咲くそうです)や、

 

 

 

鮮やかなピンクの寒つばきなど、かわいらしいお花がたくさん咲いていました。

 

 

景色を楽しみながら30分ほどあるくと、お目当の温室が見えてきます(ふつうに歩けば、10分〜15分くらいで着くと思います)。

 

 

明日のブログ記事では、温室と洋らん展について、たっぷりお届けいたします!

後楽園駅前のミニ庭園

だんだんと涼しくなってきて、外出が楽しい季節になってきましたね。というわけで、今日のお散歩は後楽園へ。

 

東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅」のホームに降りると、

 

 

ホームの壁一面にヨーロッパ風のお庭の絵が描かれています。

広告も華麗な装飾の枠をつけるだけで、

 

 

素敵な絵画に早変わり!

何かの賞を獲った広告みたいですね。

 

それにしても、なんで庭園が描かれているのでしょうか?

 

後楽園駅=東京ドーム、ラクーア、遊園地というイメージが強く、ここに来るまですっかり忘れていたのですが、実は後楽園駅には「小石川後楽園」という立派な庭園があるんです。

 

つまり、小石川後楽園の風景が描かれているというわけですね。

 

たとえば1枚目の写真は、旧岩崎家洋館を描いたもの。

 

引用:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E5%B2%A9%E5%B4%8E%E9%82%B8%E5%BA%AD%E5%9C%92

 

ほら、そっくりですよね?

 

さらに、後楽園駅の4a・4b出口を出たところには、かわいいミニ庭園もあります。

 

 

整形された垣根、幾何学的に配置された水路や噴水、左右対称の構造。この特徴はまさに、フランス式庭園ですね。

 

 

今日は文京シビックホールと東京ドームがお目当てで来たのですが、予想外の掘り出し物を発見して、テンション急上昇!

「素敵なものに出会えそう!」という期待を胸に、次は、文京シビックホールへと向かいます。

秋の代々木公園は楽しみがいっぱい!

週末のお休みは、久しぶりに代々木公園へ。平日と違ってたっぷりと時間が使えるので、代々木公園から渋谷までお散歩をしてみようと思います。

 

東京メトロ千代田線「代々木公園」駅で下車して、4番出口を出るとすぐ目の前が代々木公園です。お目当のバラ園に一番近い、渋谷門へ向かいます。

 

引用:

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map039.html

 

国道23号線沿いからは、見事な芝生ときれいに剪定された樹木が見えます。

 

 

公園の敷地内に入ると、さっそくバラが目に飛び込んできます。

 

 

 

 

まだ少し時期が早かったようですが、秋にバラを楽しめる機会は多くはないので、大満足です。

 

特に3つめの写真の「つるブルーバユー」は、数少ない藤色系のつるバラで、多くは5月に花を咲かせます。秋に返り咲きしているのを見たのは、人生で初めてでした。

 

バラを堪能したあとは、噴水池で高さの変わる噴水をひとしきり眺めて、

 

 

 

中央広場をぐるりと一回りしたら、歩道橋を渡って、サッカー場や体育館がある側へ向かいます。

 

 

歩道橋からはイベント会場の様子や、

 

 

NHK放送センターを見ることができます。

 

 

さらに、建設中の大きな建物を発見!

 

新しい建物を見つけると、居ても立ってもいられなくなってしまうのが、建設好きの性(さが)。早足で公園を通り抜け、建設現場を目指します。

 

 

さて、どんな建物が建設中なのでしょうか?続きは、明日のブログでご紹介したいと思います。

大都会の田んぼ@芝浦公園

田町探検も、いよいよ最終回。みなとパーク芝浦を離れて、芝浦公園に向かいます。

 

芝浦公園の奥には、愛育病院の立派な建物が見えます。

 

 

公園の敷地は広くはないものの、写真の右端の親子のようにキャッチボールができる広場や、クッション遊具など小さな子供が遊べる遊具がたくさんあります。

 

愛育病院の建物側、公園の奥に向かうと、かわいい案山子(かかし)が見えてきます。

 

 

手前はひよこ、奥に見えるのは、スパイダーマンのようです。

 

ここ「芝浦田んぼ」は港区が行なっている事業で、土と苗は米の産地として有名な魚沼から運んできているのだとか。

 

 

田植えや稲刈りは一般の人も体験できるそうなので、興味のある方はぜひ、挑戦してみてください。

 

探検の最後は、建設中の田町ステーションタワーNに向かいます。

田町ステーションタワーSの奥にあるのですが、正面からだと、なかなかいいアングルで撮影ができません。

 

 

芝浦公園から田町駅に戻る道は、ちょうど田町ステーションビルの裏側に当たります。遠くからなら、いい写真が撮れるかな?と思って来てみたのですが…。

 

 

予想は、見事に大当たり!

建物はやはり、ある程度の距離があるところからの方が、きれいに撮れますね。

 

2020年春の竣工まで、あと半年。完成後にはまた、レポートをしたいと思います!

30万平方メートルの広大なお庭が魅力の川村記念美術館

まだまだ暑い日が続いていますが、晴れの日は建物や公園を楽しめる絶好の建設日和!というわけで今回は、前から気になっていた川村記念美術館にやってきました。

 

 

川村記念美術館は千葉県佐倉市にあり、京成線「佐倉駅」から無料送迎バスが出ています。東京駅からだと、約1時間30分。休日に少し足を伸ばして出かけるには、もってこいの場所です。

 

展示されているコレクション(作品)も素敵なのですが、建設好きのみなさんにぜひ見てほしいのが、お庭と建物です。

 

正面の門から入って右手に行くと、「散策路」があります。

 

 

木々が折り重なった散歩道を抜けると、視界がパッと開けて、里山を背景にした見事な庭が現れます。

 

 

奥に見える高い塔が、川村記念美術館を運営しているDIC株式会社の研究所で、研究所と美術館の敷地を合わせると、30万平方メートルもあるそうです。

※東京ドーム(46,755平方メートル)の約7個分です!!

 

広大な庭には、東屋(あずまや)やテラスなど、ゆっくりとお庭を楽しめる施設が点在しています。

 

テラスは座り心地のいい椅子と冷暖房・トイレが完備されており、読書を楽しんでいる方もいました。

 

 

天井はロッジのような造りになっていて、

 

 

テラス席もあります。

 

 

春や秋など外が気持ちのいい季節は、テラス席でコーヒーを飲みながら読書をする、なんていう贅沢な楽しみ方もできそうです。

 

しかし、この日の気温は36度!

さすがに外で休むわけにもいかず、テラスの中で30分ほど涼むことに。お庭をたっぷりと堪能したあとは、いよいよ美術館に向かいます。

 

ヨーロッパの古城を思わせるような建物だと聞いてきたので、いやが上にも期待が高まります。

 

明日のブログ記事でたっぷりご紹介しますので、ぜひ、お楽しみに!

探してみて!清澄庭園の大泉水(池)に住む、かわいい生き物

清澄庭園のお散歩、後半は、入り口のちょうど反対側にある「涼亭」からスタートします。

 

 

涼亭は、大泉水(池)に突き出るようにして建てられた、数寄屋造りの建物。明治42年(1909年)に国賓として来日したイギリスのキッチナー元帥を迎えるためにつくられました。

 

数寄屋の「数寄」は、和歌や俳句、茶の湯、生花といった風流を好むことを表していて、「数寄屋」は好みに任せて作った家という意味で、茶室を指すのだそうです。

 

 

ぜひ中も見たかったのですが、集会所としての利用しかできないとのこと。機会があれば、またご紹介したいと思います。

 

さて、気を取り直して先に進みます。

 

こちらは、大泉水に突き出した「中の島」。立派な松の木がところ狭しと植えられています。

 

 

クライマックスは、「磯渡り→船着場→大磯渡り」。

 

 

形も色も大きさも違う石を、ジャンプしながら渡っていきます。

 

すると、石の陰から、かわいい訪問者が…!

 

 

そう、ちっちゃな亀です。

 

石の陰に隠れたり、顔を出してみたり。池の中を気持ちよさそうに泳いでいました。

みなさんも訪れた際には、ぜひ、探してみてくださいね。ひょっこりと顔を出してくれるかもしれません。

芭蕉と清澄のふか〜い関係

今日はふたたび、清澄へ!先週行けなかった、清澄庭園に向かいます。

 

 

開園時間とほぼ同時に入園したので、庭園は貸切状態。入り口を抜けたところにある高台から見える最高の景色を、しばし堪能します。

 

 

今回は、庭園内をぐるりと一周してみることにしました。

 

下のマップの一番下にある大正記念館が、スタート地点になります。

ここから、大泉水(真ん中にある大きな池)をぐるりと囲む道に沿って、反時計回りで見ていきたいと思います。

 

 

まずは、地図の右上(南)に向かって進みます。

たくさんの木が生い茂った小道を通り抜け、大泉水の方に足を向けると、「磯渡り」が現れます。

 

 

川や山でも、こんな風に大きな石を飛び飛びに配置しているところがありますよね。

 

子どもの頃に、お父さんやお母さんに手を引かれながらジャンプして渡った楽しい記憶が蘇り、ついついジャンプしてしまいました。

 

しばらくの間、飛び石を渡り続けて、

 

 

「涼亭」が見えてきたら、いったん高台の方に戻ります。

(涼亭については明日の記事で、ご紹介します!)

 

引用:Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%BE%84%E5%BA%AD%E5%9C%92

 

お目当ては、松尾芭蕉の句碑(俳句を彫った石碑(せきひ))。

写真だと分かりづらいですが、古池の句として有名な俳句が彫られています。

 

古池や

蛙飛び込む

水の音

 

 

句碑の近くにある立て看板によると、清澄と、そのお隣の深川は、芭蕉と縁のある土地だそうで。

 

 

清澄庭園から400mほど離れたところには深川芭蕉庵跡があり、延宝8年(1680年)から元禄7年(1694年)までの15年間、芭蕉が住んでいました。

 

また、元禄2年(1689年)には清澄公園の南東側にある採茶庵から、「奥の細道」の旅へと出発したそうです。

何か新しいことを始める時には、ここに願掛けにくるのもいいかもしれませんね。