リニア新幹線開業に向けた堀川浄化大作戦!

昨日のブログ記事で、2027年のリニア新幹線開業に向けて名古屋駅東口が整備されることをお伝えしましたが、リニア新幹線関連の工事はこれだけではありません。

 

名古屋城から名古屋市内中心を流れる堀川でも、大規模な護岸整備工事が行われています。

 

 

しゅんせつ(浚渫:水底をさらって土砂などを取り除くこと)でヘドロを取り除くだけでなく、瀬淵を形成することによって、水質の向上を図る取り組みをしています。

 

「瀬淵の形成」とは、川岸に木や石を置くことで、単調な流れに変化を持たせるようにすること。

 

こうすることで、植物が育つ→生物の種類や個体数が増える→川が自浄できるという、好循環が生まれるとのことです。汚れのもとを断ち、きれいな状態を保つための施策というわけですね。

(参考:堀川水環境改善に向けた取り組み

 

人間に当てはめてみると、汚れを取り除く=病気を治すこと、瀬淵の形成=病気を予防すること、という感じでしょうか。川も人間も、そもそも病気にならないようにすることが大事なんですね。

 

工事と、もうひとつのお目当てが、こちらの桜橋(さくらはし)。昭和12年に名古屋汎太平洋平和博覧会が開催された時に、近代都市名古屋をアピールするために作られた橋です。

 

 

欄干はもちろん、装飾にも桜のモチーフがたくさん!

 

 

街灯も桜の木をイメージした形になっています。

 

 

ちなみに「桜橋」という名前の橋は、全国に10以上あるとのこと。いつの日か、全国にある桜橋を探検してみたいと思います!

清洲橋と永代橋は、2つでひとつ

昨日に続き、清洲橋について調査を続行したいと思います!橋の近くにある石版には、下に説明が書いてありました。

 

 

「(前略)帝都を代表する隅田川の入り口にあたる第一、第二橋梁は、筋骨隆々とした男性的なイメージ(永代橋)と優美な下垂曲線を描く女性的なイメージ(清洲橋)で演出されました。」

 

なるほど…!男(永代橋)+女(清洲橋)+入り口(ゲイト)だから、「ツイン・ゲイト」というわけですね。

 

橋を男女に見立てるとは、なんとロマンチックなんでしょう。

せっかくなので、工事前の永代橋と清洲橋を比べてみたいと思います。

 

永代橋

引用:

https://bunkaisan.exblog.jp/27055201/

 

清洲橋

引用:

https://tokyo-trip.org/spot/visiting/tk0237/

 

きれいなスカイブルーの色は同じで、形の違う2つの橋。たしかに、仲良し夫婦のように見えます。

 

ちなみに、永代橋も清洲橋もドイツの橋をモデルにしてつくられたとのこと。

 

永代橋のモデルとなったレマゲン鉄橋

引用:

https://tokyo-trip.org/special-wards-of-tokyo/city-chuo/remagen/

 

清洲橋のモデルとなったヒンデンブルグ橋

引用:

https://tokyo-trip.org/spot/visiting/tk0237/

 

こうして比べてみると、そっくりですよね。

 

なお、レマゲン橋もヒンデンブルグ橋も補強工事中に崩落してしまったそうです。となると、永代橋と清洲橋がさらに貴重なものに見えてきます。

 

最後に、橋の反対側から写真を一枚パシャり。

 

 

清洲橋(中央区)を渡りきると、江東区に入ります。

このままお散歩を続けて、明日は清澄公園に向かいたいと思います。

 

 

清洲橋は、ただいま工事中

以前のブログ記事で新大橋を紹介した時に見つけた、清洲橋の工事。予告した通り、今回は清洲橋を調査してきました!

 

青色のシートが橋の形に合わせて張ってあるのを見て、「おもしろい!」と思ってしまうのは、やはり建設好きだからでしょうか。

 

 

清洲橋では、照明器具をLEDに交換する工事と同時に、錆を防ぐための塗装工事も行なわれています。

 

 

11月中に工事が完成するということは、クリスマスには新しい清洲橋のライトアップが楽しめるわけですね。

 

ライトアップされた清洲橋を想像しながら、橋を渡ります。

 

そこでまず目に留まったのが、階段状の足場です。

こんな風に横から足場を見られる機会なんて、なかなかありませんよね。思わず見入ってしまいました。

 

 

清洲橋は上下にアーチ状になっているのですが、ちょうど真ん中の頂上にある部分に立つと、真っ正面にスカイツリーが!

 

夜になればスカーツリーもライトアップされて、きっと素敵な夜景が見られることでしょう。

 

 

清洲橋を渡りきると清澄公園があるのですが、その前に、なにやら気になる石版を発見!「ツイン・ゲイト」とはどういう意味なのでしょうか?

建設好きは、気になり始めたら、答えがわかるまで止まりません。

 

 

というわけで明日も引き続き、清洲橋についてご紹介したいと思います!

 

東京の夜の新名所

このブログ記事を書いている時点では、まだ梅雨明けは発表されていないのですが、暑くなってきたので水辺へ。

 

今日は日本橋から隅田川へ向かいます。

 

なぜ隅田川なのか?というと、「橋」を見るため。実は、隅田川に架かっている12の橋で、ライトアップのための工事が進んでいるんです。

※参考:

都政情報「隅田川橋梁群ライトアップ デザインの決定について

 

これもオリンピックに向けた施策の一環で、隅田川を美しく照らす光景を新たな観光名所にするために計画されたそうです。

 

引用:建設新聞

https://www.kensetsunews.com/web-kan/125701

 

というわけで、すでに工事が終わっている新大橋(しんおおはし)へ。

オレンジと白の鮮やかなデザインが、空に美しく映えていますね。

 

 

新大橋は、1694年(元禄6年)に架けられた隅田川3番目の橋で、その後3回、架け替えられています。

 

親柱(オレンジ色の柱部分)に、昔の橋を石板にしたものが掲げてあるので、訪れた際にはぜひ、ご覧ください。

 

 

ライトアップ用の照明は、橋を囲むように6箇所に設置されています。

(下の写真の右下部分です)

 

 

今回は残念ながら夜までいることができなかったのですが、夜になるとこんな風にライトアップされるそうです。

 

引用:江東区Twitter

https://twitter.com/city_koto/status/943436475990917120

 

建設好きならずとも、うっとりしてしまう素敵な光景ですよね。

 

ちなみに、新大橋のお隣にある清洲橋でも、ライトアップの工事が進行中。

 

 

工事の状況はもちろん、2つの橋がライトアップされる様子も、今後レポートしていきたいと思います。

連絡通路で、ビルが、街が繋がる

先週末はお散歩がてら、COREDO室町へ。

 

COREDO(コレド)室町1、2の建物は、おしゃれな現代風。

 

 

2つの建物の間にある「仲通り」と呼ばれる通路は、のれんや行燈(あんどん)など江戸情緒を感じさせるエリアになっています。

 

 

過去と現在が融合したような雰囲気も好きなのですが、今日はなぜか、連絡通路が気になって仕方がありません。

 

 

改めて思い返して見ると、建物と建物を結ぶ連絡通路は至るところにあります。

 

帝国ホテルの本館と新館をつなぐ連絡通路。

 

こちらは、桜木町駅横浜ランドマークタワーを結ぶ連絡通路。ソーラーパネルを使った動く歩道が設置されています。

引用:

https://www.hamakei.com/headline/3895/

 

 

横浜は連絡通路の宝庫で、クイーンズタワーにもたくさんの連絡通路が設置されています。

 

雨に濡れずに建物間を移動したり、交通量の多い道路を渡るときに便利な連絡通路ですが、実は連絡通路には2種類あるそうなんです。

 

(1)上空通路

病院、学校、デパートなど敷地内の建物を結ぶ通路。

 

(2)横断歩道橋、ペデストリアンデッキ

常時、一般通行者に開放していることが原則で、国や地方公共団体が設置する通路。建築基準法、道路法、消防法に基づく申請が必要。

 

(1)は私的利用で、(2)は公共利用という違いがあります。

 

今回ご紹介したCOREDO(コレド)室町1、2間の通路は(1)、先日のブログ記事で紹介した浜松町駅〜竹芝駅間のペデストリアンデッキは(2)に当たります。

 

東京都では現在、交通渋滞の緩和や利便性向上のため、国や都が主導する(2)の上空通路の建設がいろんな場所で進められています。

今後も見つけ次第、調査を続行していきたいと思いますので、ご期待ください!

2020年に向けて!生まれ変わる浜松町・竹芝エリア

昨日のブログ記事で予告した通り、浜松町駅〜竹芝駅〜竹芝ふ頭を繋ぐ「ペストリアンデッキ」について、徹底調査したいと思います!

 

ペストリアンデッキは、「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の一環として整備されるもの。

 

<都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)>

引用:東急不動産

https://www.tokyu-land.co.jp/urban/area/takeshiba.html

 

浜松町駅から竹芝ふ頭までの約500mを、高さ8m〜15mのデッキで繋ぐというビッグプロジェクトです。

 

 

工事のハイライトともいえる首都高速をまたぐ桁一括架設は、2018年7月7日深夜〜8日未明にかけて行われ、無事に完了。

 

引用:鹿島建設

https://www.kajima.co.jp/tech/civil_engineering/topics/180707.html

 

首都高の上に桁を吊り上げて、所定の位置に設置する様子は、なかなか見られない貴重なシーン。YouTubeにもアップされているので、ぜひご覧ください。

 

https://youtu.be/4UN6dbaNfaY

 

なお、ペストリアンデッキの中間地点には、業務棟(A街区)と住宅棟(B街区)からなる、延べ床面積約20万平方メートルの超高層ビルが建設中とのこと。

 

■業務棟(A街区)

・地下2階、地上40階、高さ208m

・2020年5月竣工予定

 

■住宅棟(B街区)

・地上18階、高さ60m

・2020年6月竣工予定

 

右奥:業務棟(A街区)、左手前:住宅棟(B街区)

引用:

https://www.kajima.co.jp/news/press/201804/27a1-j.htm

 

空と海の玄関口である浜松町・竹芝エリアが2020年に向けてどんな風に変わっていくのか、これからも目が離せませんね。

 

*業務棟(A街区)、住宅棟(B街区)については、また改めて徹底調査をしてみたいと思います!

まるで空中散歩!?浜松町と竹芝を結ぶペデストリアンデッキ

先週のブログ記事で、浜松町駅にて大規模な改修工事が行われていることをお伝えしました。

 

今回は、その中でもビッグプロジェクトのひとつ、「ペストリアンデッキ」工事について、ご紹介したいと思います。

 

JR浜松町駅の北口を出ると、足場のついた橋桁(はしげた)がズラリと一直線に並んでいるのが見えます。

 

 

橋桁の基礎をつくっている段階のものから、

 

すでに完成して、足場が外されるのを待っている状態のもの、

 

さらに、首都高の上に架かった橋まで!

 

「高速道路の上に架かった橋を歩いたら、きっと空中散歩をしているような気分になるんだろうなぁ…」という妄想が広がり、思わず顔がにやけてしまいます。

 

では、これほど巨大な橋で何をつくろうとしているのでしょうか?

 

 

仮囲い貼られたイメージ図を見ると、「ペストリアンデッキ」なるものができるそうです。

 

ペストリアンデッキとは、広場と横断歩道橋の両機能を併せ持った歩行者通路専用の高架建築物のこと。

つまり、浜松町駅から竹芝ふ頭まで、約500mを繋ぐ空中道路ができるというわけです。

 

2年に渡るビッグプロジェクトの全貌は、明日の記事でご紹介します!ぜひ、お楽しみに!

暑い日は水辺へLet’s Go!

まだ5月だというのに、東京でも30度を超えた休日。

居ても立ってもいられなくなってしまい、水辺=川に行くことにしました。

 

向かったのは、京成線の立石駅

 

 

キャプテン翼の原作者・高橋陽一さんが葛飾区四つ木の出身であることから、隣接する立石でも「キャプテン翼ゆかりの街」として街を盛り上げていこうとしているようです。

 

駅近くの公園に翼くんの銅像があるそうなのですが、今日の目的地は川と橋。迷子になってしまわないよう、まっすぐ目的地に向かいます。

 

駅から徒歩10分ほど歩くと、中川(なかがわ)に到着。

 

 

写真の右手に架かっているのが、本奥戸橋(ほんおくどはし)です。

 

 

川と橋だけだったら、日本橋でも十分なのですが、

 

 

これだけの川幅があり、さらに高架などがなく見晴らしのいい場所を探すとなると、都心部ではなかなか難しいんですよね。

 

せっかくなので、川沿いの道を歩いてみることに。

 

 

わたしが子供のころは、川沿いの道はほとんど舗装されていなかった記憶があるのですが、今はこんなにきれいに整備されているんですね。

 

気温は高かったですが、川から吹いてくる風と水の音で涼しさを感じることができ、快適なお散歩を楽しめました。

高架下は、天然の駐輪場

最近のお気に入りの散歩ルートは、東京駅周辺。あちらこちらで大きなビルが建設されていて、歩いているだけでもワクワクしてきます。

 

今日は、少し足を伸ばして有楽町・銀座方面へ。東京国際フォーラムの横を走る高架下を歩いてみると、ガードレール沿いに自転車置き場がずらり。

 

なんでこんなところに…と思ったのですが、よくよく考えてみるとガッテン!高架を屋根として利用すれば、駐輪場が作れてしまうというわけですね。

 

駅前の放置自転車解消を目的として千代田区がつくった駐輪場で、千代田区内に同じような駐輪場が13箇所もあるとのこと。東京23区の他の区でも、同様の施策を行っているところが多いようです。

 

*参考:自転車駐車場の案内図

https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/kotsu/jitensha/annaizu.html

 

今回ご紹介した「鍛冶橋南高架下自転車駐車場(駐輪場)」は、収容台数は134台と少ないものの、24時間利用可能で2時間以内なら無料!10時間でも100円で駐輪することができます。

 

これは…使わない手はないですよね!

 

東京の道はいつも混んでるので、車で移動をするのはなかなかたいへんなもの。電車はとても便利ですが、移動するたびに乗っていたら、かなりのお金がかかってしまいます。

 

自転車なら渋滞も気にしなくていいですし、駐められる場所もたくさんあります。なにより、運動不足の解消にもぴったり!

だんだん暖かくなってきたことですし、この機会にサイクリングを始めてみようと思います。

マイナーがお好き

東京の千代田区・中央区を流れる日本橋川(一級河川)には、20以上の大小様々な橋がかかっています。

一番有名なのは「日本橋」。日本の道路元標があり、道路網の始点にもなっている橋です。

 

ですが今日ご紹介したいのは日本橋ではなく、日本橋から徒歩5分ほどのところにある「江戸橋」です。

 

 

江戸橋は昭和通りにある橋で、上空には首都高の江戸橋ジャンクションがあります。

 

橋が架けられたのは、寛永8年(1631年)頃とする説が有力で、当時は現在より数十メートル下流(東)に架かっていたといいます。

 

江戸橋が石橋になったのが明治8年(1875年)、鉄橋になったのが明治34年(1901年)。そして、昭和通りに架け直されたのが昭和2年(1927年)で、これが今の江戸橋です。

 

となると、歌川広重が「名所江戸百景」で描いたのは、現在とは別の場所にあった江戸橋ということになりますね。

 

※名所江戸百景「日本橋江戸ばし」安政4年(1857年)

 

江戸時代には(当たり前ですが)高層ビルや高速道路・鉄道の高架もなく、江戸橋からは日本橋の街が一望でき、素晴らしい眺めだったに違いありません。

また、橋の下には漁船や乗り合いの船が往来し、物流拠点のひとつとして栄えていたようです。

 

こんな風に、あまり知られていないマイナーな橋だからこそ興味を惹かれてしまうのは、建設好きな私ならではなのかもしれませんね(笑)。

メジャーじゃない〇〇シリーズは、今後もぜひ続けていきたいです。