松葉杖生活になって、初めて知ったこと&経験したこと

しばらくブログ記事をお休みしてしまいまして、たいへん失礼いたしました。実は、骨折をしてしまい、お散歩ができるような状態ではなかったのですが、ギプスが取れて、いざ、お散歩に出発です!

 

 

最初の難関は、家の中にある階段です。

 

 

階段の幅が足のサイズより小さいので、体を横向きにしたり、足を斜めにしたりしながら、手すりにつかまって、そーっと、のぼったり降りたりしなくてはなりません。

 

無事に1階までたどり着いたら、続いて玄関に向かいます。

 

 

段差は平気なのですが、片方の足が曲げられないので、靴を履くのに一苦労。最初の頃は、靴を履くだけで1分以上かかっていました。

 

玄関さえクリアすれば、外でのお散歩は意外とスムーズなのですが、ひとつだけ気になったことがあります。

 

それが、歩道にある段差です。

 

 

この写真くらいの高低差があれば、事前に見つけて、階段のようにそーっと降りればいいのですが、これより低いものだと事前に察知できないことが多いんです。

 

そうなると、変なところに松葉杖を置いて滑らせてしまいそうになったり、足の力の入れ加減がわからず、負担をかけてしまったり。何回か同じ道を歩いていると慣れてくるのですが、初めての道はいまだに怖いです。

 

…と、なんだか「たいへんなこと」ばかり書いてしまいましたが、松葉杖生活になってからは、嬉しいことの方が多かったんです。

 

道を譲ってくれたり、「たいへんね、がんばってね。」と声をかけていただいたり。電車で席を譲られたのも、人生初!

 

日本ではバリアフリーが進んでいないと言われていますが、こんな風に、人がカバーできることってたくさんあるんですよね。私も元気になったら、助けを必要としている人の支えになろうと決意しました。

職人さんと地域住民の安全を守る!電線防護管

いつものように、建設現場や珍しい建物がないかと、上の方を見ながら歩いていて目に止まったのが、こちらの黄色い電線。

 

 

ふつう、電線は黒ですよね?

黄色の電線には、何か特別な意味があるのでしょうか。

 

気になりだすと、無意識で「黄色の電線」を探してしまうのか、あちらこちらで黄色の電線を見かけます。

 

 

共通しているのは、建設現場の近くにあるものは黄色の電線が多いこと。もしかするとこれは建設資材なのでは…と思って調べてみると、ありました!

 

防護管、防護カバーと呼ばれるもので、電線が近くにある場所でクレーンを使ったり、足場を設置したりなどの作業をする場合には、かならず設置しなくてはならないものだそうです。

 

もしも防護管を取り付けないで作業をして、万が一、電線に接触してしまった場合、

 

引用:

https://www.chuden.co.jp/resource/ryokin/densen_01.pdf

 

放電が起こり、感電や停電などの二次災害に繋がる可能性も!

現場の作業者はもちろん、地域住民の安全を守るためにも、電線の防護管は必要不可欠なものなんですね。

 

このブログ記事では、珍しい建物や再開発プロジェクトについてご紹介させていただくことが多いですが、建設現場の安全は何よりも優先されることです。

 

というわけで今後は、「安全」の観点からも建物や建設現場について考えたり、ご紹介させていただきたいと思います。

名古屋ではメジャー?カウント型歩行者用信号機

先週のブログ記事で名古屋駅前の建物や名古屋城についてご紹介しましたが、実はもうひとつ、とても珍しいものがあったんです。

 

 

歩行者用の信号機なのですが、左側に数字が表示されています。

 

ご想像の通り、緑の時には「横断できる残り時間」が表示され、赤の時には「緑になるまでの待ち時間」が表示されるのですが、こんな風に数字で表示される信号機は、東京ではあまり見かけません。

 

東京でよく見かけるのは、こちらの砂時計タイプ。

 

引用:

https://blogs.yahoo.co.jp/ooito115_trasig/32570715.html

 

砂時計の目盛の数はどの信号機も同じくらいなのですが、一目盛あたりの秒数が違うので、一見しただけではどのくらいの時間、待つことになるのかはわかりません。

 

それに引き換え、名古屋で見つけた信号機なら、すぐに待ち時間がわかります。

 

さらに調べてみたところ、数字で表示されるタイプの「カウント型歩行者用信号機」が登場したのは2006年8月29日で、なんと名古屋駅前に設置されたのが全国初とのこと!建設好きとしては、運命的なものを感じてしまいます。

 

カウント型については、全国的にはあまり要望がなく広まらなかったそうですが、事故防止や暮らしやすさに繋がる新しい技術は、どんどん導入してほしいですね。今後、どんな風に信号機が進化していくのか、楽しみです!

道路には自転車のマークがいっぱい!

自転車に乗るようになって行動範囲が広がったと同時に、車道を見る機会も増えました。そこで気付いたのが、このマーク。

 

 

自転車で走るエリアなのかな?ということはわかるのですが、白色と水色に分かれているのは何か意味があるのでしょうか…?

 

調べてみると、警視庁のホームページにありました!

両方とも自転車の安全走行を促すために設置するマークで、

 

・白色:自転車ナビマーク

車道の左端に設置

 

・水色:自転車ナビライン

交差点に設置

 

という違いがあります。

 

引用:自転車ナビマーク・自転車ナビライン

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/navimark.html

 

「自転車が通行すべき部分および通行すべき方向を明示するもの」とのことですが、法的な拘束力はなく、逆向きに走ったり、マークの上を通っても罰則などはありません。

 

つまり、自転車がマーク以外のところを走ったり、自転車以外の車両やバイクがマークの上を走ってしまっても、問題ないということですね。

 

ですが、このマークがあることによって、自転車に乗っている人はもちろん、車を運転する人も気をつけてくれるようになるなど、少なからずいい効果がありそうです。

 

もうひとつ、調べている中で出てきたのが、「自転車専用通行帯」です。

 

引用:

https://j-town.net/tokyo/column/gotochicolumn/206119.html

 

道路上に水色の帯状にペイントがされているのに加え、自転車マーク+「専用」の文字が書かれた看板があるのが特徴で、自転車専用レーンとも呼ばれています。

 

こちらは法的拘束力があるもので、車やバイクが走行したり駐車すれば罰則がありますので、お気をつけくださいね。

建物と道路情報板の意外な共通点

突然ですが、下の写真の看板のことをなんと呼ぶか、ご存知でしょうか?

 

 

渋滞や事故、気象情報などが表示されるもので、よく見てはいるものの名前がよくわからない!という方も多いのではないでしょうか。

 

実は私も、今回調べてみて初めて知ったのですが、「道路情報板」という名称がついているそうです。

 

なお、道路情報板は、

・警察が設置するもの

・道路管理者(都道府県やNEXCOなど)が設置するもの

…の、2種類があります。

 

警察が設置するものにはもちろん細かい基準があるのですが、道路管理者が設置する道路情報板にも、「道路情報表示装置」として仕様が定められています。

 

・NHL形:3色表示タイプ

※引用:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%9D%BF

 

*国土交通省による仕様書

https://www.mlit.go.jp/tec/it/denki/kikisiyou/touitusiyou_02NHLjouhoubanH2807.pdf

 

・HLM形:15色表示タイプ

※引用:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%9D%BF

 

*国土交通省による仕様書

https://www.mlit.go.jp/tec/it/denki/kikisiyou/touitusiyou_03HLMjouhoubanH2807.pdf

 

文字の色はもちろん、字体や1文字当たりのサイズまで細かく決められているので、製造メーカーはたいへんだろうな…と思ったのですが、よく考えてみれば、当たり前ですよね。

 

道路情報は、人命にも関わるもの。読みづらい、文字が霞んで見えないということは、万が一にもあってはならないことです。

 

建物とはサイズも役割も違いますが、寸分の違いもなく作らなくてはならないのは同じなんですね。思わぬところで共通項を発見して嬉しくなりました。

超ハイテク!機械式地下駐輪場「エコサイクル」

行動範囲を広げたい!と思い立って自転車を購入したものの、東京は土地が少ない&高いので、自転車置き場が少ないのが悩みの種。

 

そんな時に見つけたのが、都が運営している機械式の地下駐輪場です。

 

駐輪場というと、広いスペースに自転車がずらりと並んでいるイメージですが、この駐輪場はビルの一階に小さな入り口があるだけ。

 

下の写真のレール部分に自転車を置いて、扉のようになっている部分に押し当てると自動で扉が開き、地下に格納してくれるのだそうです。

 

こんな風に言われたら、建設好きとしては、仕組みを知りたくなってしまいますよね!?

 

 

機械の上部をみると「エコサイクル」という文字が見えます。どうやらこれが、装置の名前のようです。

 

 

さっそく調べてみると、株式会社科研製作所という会社が開発した技術で、1基あたり200台もの自転車を収容できるのだとか。

(偶然にも、以前にご紹介したサイレントパイラーを作っているのと同じ会社でした!)

 

ちなみに、200台の自転車を平置きにすると、25mプールほどの広さが必要だそうです。

 

さらに自転車は内部の密閉された空間に収容されるため、盗難の心配もありません。

 

引用:

https://www.giken.com/ja/products/developments/eco_cycle/

 

省スペースで、盗難の心配もなく、放置自転車問題も解決できる、まさに一石三鳥の駐輪場というわけですね。

 

東京都内を中心とした公営の駐輪場で多数の導入実績があるようなので、興味のある方はぜひ、探してみてください!

※納入実績

https://www.giken.com/ja/products/developments/achievements/

 

なお、Web上で公開されている動画では、自転車を出し入れする様子を見ることができます。特に入出庫の瞬間は圧巻!こちらもぜひ、合わせてご覧ください。

https://youtu.be/xIzZIfxnmEc

 

ガードレールの秘密

今日は少し長めのお散歩をしていたのですが、ずっと道を歩いていて気になったのが、ガードレールです。

 

 

そういえば、きちんと調べたことがないなぁ…というわけで、調査してみました!

 

ガードレールは、車両用と歩行用の2種類があります。

 

引用:

https://gazoo.com/article/daily/170401.html

 

■車両用:

車が衝突しないように歩道まで突破しないように設置される。

実験で車をぶつけてみて、性能が担保されたものだけを使用する。

 

■歩行者用:

歩行者や自転車が路外や車道に転落したり、車道を横断するのを防ぐ。

耐荷重が基準値に達していれば設置できる。

 

どちらを設置するかは、各自治体が道幅、交通量、人通りの多さで判断して、決めるそうです。

 

車両用はさらに、7つの強度に分かれています。

 

引用:

http://qa.jaf.or.jp/drive/sign/20.htm

 

「ビーム」と呼ばれる横木が、山になっている部分が多いほど強度がアップ!折り曲げるだけで、強度が162倍以上になるんだとか。

 

たとえば、制限速度が遅い一般道ではC種、車のスピードが早く交通量も多い高速道路ではA種、高速道路の跨線橋では落下を防ぐためにSA種やSS種が使われています。

 

歩行者用には明確な分類はないのですが、2004年(平成16年)国交省により「景観ガイドライン」が設定されたことにより、安全性を保ちつつ、景色や街並みと調和した色や形のガードレールが増えたそうです。

 

東京都では、冒頭で紹介したような「緑+東京都のマーク」のものをよく見かけますが、他の県や街にはどんなガードレールがあるのでしょうか?

またひとつ、お散歩での楽しみが増えました。

クレーン車?それとも…?

今週は建設機械を見かけることが多く、一週間ずっとワクワクしながら過ごしていました。今日、見つけたのはこちらの機械。

 

 

一瞬だけ路肩に寄せてあったようなのですが、見たこともない建設機械だったので、思わず写真を撮ってしまいました。

 

上の方にアームのようなものがついていることから、クレーン車かな?と思っていたのですが、詳しく調べてみると、「コンクリートポンプ車」という建設機械でした。

 

私が見つけたものは、Putzmeister(プツマイスター)というドイツの建設機械製造会社が生産・販売しているもののようです。

 

ここで気になるのが、コンクリートポンプ車とは何をする機械なのか?ということ。

 

極東開発工業株式会社のホームページに掲載されている動画を見ていただくと、とてもわかりやすいです。

 

http://www.kyokuto.com/hataraku/webm/cp_mv.webm

 

この動画によると、

▼生コンクリートがミキサー車で運ばれてくる

▼後部にある「ホッパー」という部分に、ミキサー車からコンクリートを入れる

▼強力なポンプなどで圧力をかける

▼パイプを通して、高い場所や遠いところにコンクリートを送る

…という仕組みになっています。

 

 

クレーン車のアームだと思っていた部分は、ブームと呼ばれていて、11m〜最大36mの高さまで伸ばすことが可能だそうです。

 

コンクリートポンプ車があるおかげで、超高層ビルやトンネルなどの工事がスムーズにできるんですね。

 

次回はぜひ、実際にブームが動いているシーンを見てみたいものです。やっぱり建設機械は、働いている姿が一番かっこいいですから。

地球に優しい杭打ち「圧入工法」

久しぶりに、以前のブログ記事でお伝えした水天宮前駅近くの道路工事現場に行ってみたところ、またしても、見たところのない建設機械を発見!

 

 

真っ正面から見ると、ロボットの脚のような形をしています。

 

さらに左側に目を向けると、クローラーのついた巨大な箱があります。ここにも、上の写真と同じ「SILENT PILER」という文字が載っています。

 

 

 

今のところ、何をする建設機械なのかはまったくわかりませんが、ここからが建設好きの本領発揮!調査開始です!!

 

SILENT PILER=サイレントパイラーで、今回調べたものは、株式会社科研製作所で製造しています。

 

では、サイレントパイラーとは何をするものなのかというと、簡単に言えば「杭を打つ機械」になります。

 

杭を打つ方法には、主に以下の4つの方法があります。

 

  • 打撃:杭を打ち付けて地盤の中に設置する
  • 振動:振動を利用して地盤の中に設置する
  • 削孔:杭を回転させながら、地盤の中に設置する
  • 圧入:圧入原理により、地盤の中に設置する

 

圧入原理とは、すでに打ち込まれている杭を引き抜いた時に生まれる抵抗力を利用して、新しい杭を押し込んでいくこと。

 

打撃や振動では近隣への騒音や振動が、削孔では余分な排土や泥水が発生してしまうという課題がありますが、圧入であれば、振動や騒音も小さく、汚泥も発生しません。

 

つまり、地球環境にも地域住民にも優しい杭打ち方法というわけです。

こうした最新技術や建設機械がどんどん生まれるのは、とても嬉しいですね。

 

ちなみに今回ご紹介した圧入工法ですが、「一般社団法人 全国圧力協会」のホームページにわかりやすい動画が紹介されているので、興味のある方は、ぜひ、ご覧ください!

 

*圧入工程 CGアニメーション

http://www.atsunyu.gr.jp/atsunyuKoho/hyojyunSeko.html

銀座駅を攻略しよう!(4)東銀座駅

銀座駅攻略特集も、いよいよ今日が最終回。昨日ご紹介した日比谷とは反対の、東銀座エリアに向かう地下通路をご紹介したいと思います。

 

7月1日(月)の記事でご紹介した、銀座四丁目交差点改札を出てすぐのところにある案内所からスタートします。

 

 

左に行くと三越デパート、右に行くとまっすぐに伸びた通路が見えます。

 

 

記憶にあるよりも、なぜか通路が狭い…と思ったら、

 

 

工事をしていて、通路の半分が閉鎖されています。

 

建設好きの私は、工事と聞いたら居ても立っても居られません。工事の詳細を知るべく、先に進みます。

 

通路を1/3ほど進むと…ありました!仮囲いに工事のお知らせが貼ってあります。

 

 

天井、壁、床を改良する、かなり大規模な工事。1年以上の工期があるのも納得です。

 

改良後のイメージパースを見ると、

 

 

地下道のイメージを覆す、明るくてきれいな通路になっています。完成まであと1年ほどありますが、今からワクワクしますね。

 

地下通路はまだまだ続くので、先を急ぎます。

通路を道なりにまっすぐ進んでいくと、東銀座駅に到着!銀座駅から5分もかかりません。

 

 

さらに東京メトロ日比谷線の改札横にある道をまっすぐ進むと、今度は都営浅草線の改札が見えます。

 

 

改札手前、左側にある「出口3」に向かって歩いて行くと、なんと歌舞伎座に到着!

 

 

一回も外に出ることなく、ついに、東銀座までたどり着きました。

 

エスカレーターを上って地上に出ると、かわいらしい神社が目の前に。今流行りの御朱印も授与しているそうなので、ご興味のある方はぜひ。

 

 

最後に、歌舞伎座の建物をぱしゃり。

 

 

いつの日か歌舞伎座内部についても、徹底調査してみたいと思っていますので、ご期待ください!