建設「兼」マンホール好き

このブログを書くようになって、約2週間が経ちました。不思議なもので、いつもと同じ街でも違ったものが見えてきたり、新しいものやおもしろいことを見つけやすくなってきた気がします。

 

今日、気になったのはマンホールです。よく見ると、お花や木の実のようなものが描かれています。

 

千葉県柏市で撮影したものなので、真ん中の木の実はカシワの実かな?と想像がつきます。ここまで考えて、放っておいてしまっては建設好きの名が廃りますよね?そこでさっそく、他の絵柄についても調べてみました。

 

マンホールいっぱいに描かれたお花は、市の奨励花木であるサザンカ。写真右上に見えるロゴは、ひらがなの「かしわ」をアレンジした市章です。

 

ちなみにマンホールの種類はひとつではなく、市内に5箇所しか設置していない特別デザインのマンホールもあるのだとか。
マンホールといえば黒一色のイメージですが、最近ではカラフルな色をつけたものや、キャラクターのマンホールまであるそうです。

 

地下への入り口であるマンホールの世界は、想像以上に奥が深い様子。建設兼マンホール好きとして、今後はマンホールの世界も覗いてみたいと思います!

自分の干支は…?

少し時間が空いたので、ぶらりと築地へ。市場まで見に行く時間がなかったので駅前を少し歩いて見たところ、おもしろいビルを発見!その名も「築地えとビル」。

 

「えと」とひらがなで書かれているとピンとこないのですが、ビルに近づいてみてガッテン!!1階と2階の連結部分を取り巻く壁面に、十二支の動物が彫ってあるのです。

 

ビルのエントランスの上にあったのは、「たつ(辰)」の彫刻。こうなると、すべての干支が揃っているか、たしかめたくなってしまいます。

 

「ね(子)、うし(丑)、とら(寅)…」と口ずさみながらビルの周囲を歩いていき、自分の干支である「さる(申)」のところで、いったんストップ。

かわいらしい「見ざる言わざる聞かざる」の三猿が描かれているのを見て、思わず顔がほころびます。

 

半周したところで、十二支すべてが完成!写真を撮るために、今度は逆から干支を呟きながら歩きます。

 

最初は光の加減で気づかなかったのですが、干支が描かれている1階・2階部分はテラコッタが使われているようです。オフィスビルではあまり見かけませんが、柔らかい風合いのテラコッタなら気分も優しくなれそうですね。

 

築地えとビルの名前の由来は、残念ながらわからずじまいでしたが、機会があれば施主や設計者の想いも聞いてみたいです。

懐かしの回転レストラン

みなさんは、「回転レストラン」をご存知でしょうか?建物の最上階にある円形部分だけがゆっくりと回転することで、食事をしながら360度のパノラマビューが楽しめるレストランです。

 

百貨店の「そごう」には、この回転レストランがついている建物が多く、家族でよく食事に行ったものです。

 

そういえば最近はあまり見かけないな、と思ったら、そごうの閉店とともにレストランも休業したところが多いとのこと。写真は「そごう柏店」の建物ですが、2016年9月に閉店して、今はテナントが入っていない状態です。

 

一度、気になってしまうと、建設好きな私は止まりません。

今も営業している回転レストランを調べたところ、現在は8箇所が営業しているようです。

 

東京都にあるのは、有楽町にある「銀座スカイラウンジ」のみ。そこで早速、子どもの頃から疑問に思っていたことを、聞いてみました。

 

「レストランが回転するスピードって、どのくらいなんですか?」

 

電話にでてくれたお姉さんは嫌がる様子もなく、「1周するのにだいたい80分くらいですね。」と教えてくれました。80分なら、コース料理がだいたい食べ終わるくらい。1回の食事で、360度の景色が楽しめるというわけですね。

 

おいしい料理と素晴らしい景色を堪能できる、回転レストラン。最近は減ってきてしまっているようですが、ぜひ、後世に残してほしい建物のひとつです。

櫓に住んでる、小さな小さな落語家さん

東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅の7番出口を出て、ぱっと顔を見上げると、なんとも可愛らしい櫓(やぐら)が立っています。

 

洋風のアナログ時計と、江戸の町並みや人々の暮らしが描かれた絵のアンバランスさに惹かれて写真を撮っていると、初老の優しそうな紳士が声を掛けてくれました。

 

「もうすぐ、おもしろいショーが始まるよ。」

 

こう言われたらもう、見るしかないですよね。

 

3分ほど待って、ちょうど17時。音楽と一緒に真ん中にあった緞帳(どんちょう)がゆっくりと開きます。中から出てきたのは、小さな小さな落語家さん。

 

 

からくりが手を動かしたり、3方向に回転するのに夢中になってしまうのは、建設好きな私の血がそうさせるのでしょうか。動いているものや、変わったものを見ると、どうしても仕組みが知りたくなってしまうんですよね。

 

肝心の小咄の内容は、「人形町の由来」。人形町は江戸の昔、庶民の間で大人気だった人形芝居を作る人や人形を操る人形師がたくさん暮らしていたことから、人形丁と呼ばれて親しまれていたそうです。

*参考:

http://www.ningyocho.or.jp/contents/charm/history.html

 

今回見たのは「江戸落語からくり櫓」というもので、人形町にはもうひとつ「江戸火消しからくり櫓」があるそうです。また別の機会に、こちらもご紹介したいと思います。

西郷どーーーん!

最近よく利用させていただいているのが中央区の図書館(中央区日本橋人形町1-1-7)です。人形町駅から徒歩1分で、平日は20時まで開館しているため、日中利用できない社会人にはとてもありがたい図書館です。

 

この図書館には、日本橋小学校、日本橋幼稚園、日本橋社会教育会館が併設されていて、さらに地下には、区営の駐車場まであります。

 

石造りの建造物は、建設好きな私の心を大きく揺さぶるものでして。例のごとく、建物について調べてみたところ、日本橋小学校がある場所は西郷隆盛のお屋敷があった場所だそうです(私が知らなかっただけで、かなり有名な史実のようです)。

 

明治6年(1873年)に征韓論争に敗れて鹿児島に帰るまでの2年間住んでいたと言われており、2,600坪もある広いお屋敷には書生15人、下男7人を住まわせ、猟犬も数頭飼っていたそうです。

 

ここに住んでいる頃、西郷隆盛が贔屓にしていたお店のひとつが、日本橋にある千疋屋総本店(中央区日本橋室町2-1-2)だと言われています。

当時、千疋屋があったのは日本橋人形町3丁目で、屋敷からほんの数分の場所。今のような高級フルーツ専門店としてではなく、近所にある「八百屋さん」として通っていたのかもしれないですね。

 

たまにはこうして、昔の人々の生活に想いを馳せてみるのも、乙なものですね。

お・う・だ・ん・ほ・ど・う・!

私は、横断歩道が大好きです。

大きな道路を2つも跨ぐ長い横断歩道は「赤信号になる前に渡りきれるかな?」とドキドキしますし、横線が5つくらいの短い横断歩道は、見た目がキュート。どっちも大好きです。

 

横断歩道が好きになったのは、小学3年生。当時は、女の子の間で「おまじない」が大流行していました。

 

好きな人の名前を書いた紙を枕の下に入れて眠ると、好きな人の夢が見られる。

席替えの時に、手のひらに好きな人の方向に向いた矢印を書いておくと、席が近くになれる…などなど。

 

そのうちのひとつが「願い事を唱えながら、横断歩道の白線だけを踏んで道の反対側まで行けると願いが叶う」というものでした。

 

子どもの小さな足で、横断歩道の白線だけを踏むというのは、なかなかたいへんなものです。調べてみたところ、白線と黒い部分の幅はそれぞれ0.45m〜0.5m。今なら大股で歩けば届く距離ですが、小学生のころは白線を一本ずつジャンプして渡っていました。

 

当然、信号が変わる前に渡りきれるはずもなく…最後は猛ダッシュをする羽目になっていたのは、いい思い出です。

 

子どもの頃の記憶をたどっていて思い出したのですが、昔の横断歩道には横線の両端に縦線がついていて、はしごみたいになっていましたよね?

 

いつの間にかなくなっていた気がしたのですが、実は、1992年11月の法律改正で縦線がないデザインになったとのこと。スリップ防止、見やすさ、コスト削減が理由だそうです。

 

こんな風に、時代によってデザインが変わり、街の景色が少しずつ変わっていくのを見るのも、おもしろいものですね。

赤坂にあるフランス

赤坂に立ち寄る機会があったので、ふと思い立って迎賓館赤坂離宮へ。中も見たかったのですが、残念ながらこの日は一般公開をしていなかったため、門だけパシャリ。

 

迎賓館は、よく知られているように、日本で唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物です。ネオ・バロックは変則的で華麗なのが特徴で、ルーブル宮殿新館も同じ建築様式として有名です。

 

門は、白と金色に塗られた鉄製のもので、扉の一番上には見事な菊の紋章が彫られています。ちなみに、この柵の両側の長さは161mにもなるそうです。

 

外観も見事ですが、やはり見てみたいのは建物の内部です。羽衣の間と呼ばれる舞踏室や、公式晩餐会が催される花鳥の間…王様やお姫様が暮らしているお城をイメージさせるような造りは、建設好きならずとも一度は見てみたいですよね。

 

赤坂離宮迎賓館ホームページより引用

 

システィナ礼拝堂の天井画を描くにあたり、ミケランジェロは壁の窓上部に穴を開け、そこから腕木を出して平台を載せたものを足場としたそうですが、迎賓館の天井画はどのように描かれたのでしょうか?別の機会に、調べてみたいと思います。

 

なお今回は内観を見られませんでしたが、リベンジするためにガイドツアーを予約しました!後日レポートいたしますので、お楽しみに。

まるでアトラクション!?タワークレーン

休日に日本橋をぶらぶらお散歩していたところ、ついに見つけました!超高層ビルにそびえ立つタワークレーン。圧倒的な存在感に興奮して、思わず写真を撮ってしまいました。

 

子どもの頃、あんなに高いところに機械があるのが不思議で、建設会社に勤める父に尋ねたことがあります。

 

「あれは何?どうやってあそこまで持って行ったの?」

 

組み立て方を知りたかったというよりは、「自分も登ってみたい」とか、アトラクションみたいでおもしろそう!」という好奇心から聞いたように思います。

 

ただ、父にとってはこの質問がおもしろかったのか、丁寧にタワークレーンの組み立て方と解体の方法を説明してくれました。

*タワークレーンが組み立てられていく様子を撮影した動画を眺めているのも、楽しみのひとつです
https://youtu.be/mg4CTFpV9sU

 

どんな説明をしてくれたのかは残念ながら覚えていないのですが、ひとつだけ覚えているのが「自分で登っていくんだよ」という言葉。機械が登っていくなんてかっこいい!と感じたのを、今でも覚えています。

わたしの建設好きは、もしかしたらここから始まっているのかもしれません。父に感謝、ですね。

足元にも楽しみがいっぱい!

初めての道を歩くときに楽しみなのが、道路の舗装です。歩道ではアスファルトではなく、タイルやレンガなどが敷き詰められている道もありますよね。

 

先日、ふと気になって調べてみたのですが…一般社団法人日本道路建設業協会のホームページに載っている道路の舗装方法は、なんと63個!目的や用途に応じて、こんなにたくさんの技術があるんですね。

*参考:一般社団法人日本道路建設業協会ホームページ
http://www.dohkenkyo.net/pavement/meisyo/

 

こうなってくると、自分で撮影した歩道の舗装技術が気になってしかたがありません。上記のホームページの写真と見比べてみると、「インターロッキングブロック舗装」または「石質・磁器質タイル舗装」のどちらかのようです。

 

●インターロッキングブロック舗装
独特の幾何形状に製造された舗装用コンクリートブロックを道路に敷設する舗装

●石質・磁器質タイル舗装
超高温で焼成された磁器質タイルなどを使用した舗装

 

両方とも、きれいな着色をすることができるため、歩道やショッピングモールなどでよく使われているとのこと。これまでアスファルトで灰色一色だった道が、色とりどりの舗装に変わるだけで、街全体がぱっと明るくなったように見えますよね。

 

建設好きな私としては建物を見て歩くのが大好きなのですが、これからは足元にも楽しみがいっぱい見つけられそうで、ワクワクしています。

快適!バスタ新宿

リムジンバスに乗る予定があり、バスタ新宿へ。朝7時台にもかかわらず、家族連れやカップル、外国人の旅行客など、大きなスーツケースを持った人でいっぱいでした。

 

バスタ新宿は新宿駅南口にあるバス・タクシーのターミナルで、118社のバス会社が乗り入れ、300都市に行けるそうです。

2年前にバスタ新宿ができる前は、新宿のバス乗り場はいろんなところに点在していて、乗り場を探すだけで小1時間ほどかかってしまうこともありました。

 

もともと新宿は迷宮みたいでわかりづらいと思っているのですが、バス乗り場を探すとなると、ロールプレイングゲームで宝探しをしている気分になっていたものです。

 

 

バスタ新宿で何よりも素晴らしいのが、乗り場の構造です。A、B、C、Dと行き先ごとに乗り場が分かれているため、間違えてしまうことが少ないのです(もし間違えてしまっても、すぐに他のエリアに移動できるのもありがたいです)。

 

通路もとても広く、乗車を待つ人が並ぶレーン、歩行者のレーン、さらに壁際にはベンチが設けてあり、人の流れがスムーズ。大きな荷物を持って歩いても、ストレスになりません。

こういうところが気になってしまうのが「建設好き」の証であるような気がして、ちょっと嬉しくなってしまいました。

 

ひとつ惜しいのが、トイレに長蛇の列ができてしまうこと。乗り場のある4階には2つのトイレがありますが、合計で21個しか個室がありません。空港のようにスーツケースを持って入れるほどの大きな広々とした個室が、もっとたくさんあれば、最高ですね。