連絡通路で、ビルが、街が繋がる

先週末はお散歩がてら、COREDO室町へ。

 

COREDO(コレド)室町1、2の建物は、おしゃれな現代風。

 

 

2つの建物の間にある「仲通り」と呼ばれる通路は、のれんや行燈(あんどん)など江戸情緒を感じさせるエリアになっています。

 

 

過去と現在が融合したような雰囲気も好きなのですが、今日はなぜか、連絡通路が気になって仕方がありません。

 

 

改めて思い返して見ると、建物と建物を結ぶ連絡通路は至るところにあります。

 

帝国ホテルの本館と新館をつなぐ連絡通路。

 

こちらは、桜木町駅横浜ランドマークタワーを結ぶ連絡通路。ソーラーパネルを使った動く歩道が設置されています。

引用:

https://www.hamakei.com/headline/3895/

 

 

横浜は連絡通路の宝庫で、クイーンズタワーにもたくさんの連絡通路が設置されています。

 

雨に濡れずに建物間を移動したり、交通量の多い道路を渡るときに便利な連絡通路ですが、実は連絡通路には2種類あるそうなんです。

 

(1)上空通路

病院、学校、デパートなど敷地内の建物を結ぶ通路。

 

(2)横断歩道橋、ペデストリアンデッキ

常時、一般通行者に開放していることが原則で、国や地方公共団体が設置する通路。建築基準法、道路法、消防法に基づく申請が必要。

 

(1)は私的利用で、(2)は公共利用という違いがあります。

 

今回ご紹介したCOREDO(コレド)室町1、2間の通路は(1)、先日のブログ記事で紹介した浜松町駅〜竹芝駅間のペデストリアンデッキは(2)に当たります。

 

東京都では現在、交通渋滞の緩和や利便性向上のため、国や都が主導する(2)の上空通路の建設がいろんな場所で進められています。

今後も見つけ次第、調査を続行していきたいと思いますので、ご期待ください!

進化する喫煙所

東京23区内では、条例で路上喫煙が禁止されている場所が多く、大きなビルでは自主的に喫煙場所を設置しているところも増えています。

 

ビルの入り口から離れた場所に設けられた喫煙スペース

 

みなさんもご存知の通り、2020年4月からは国と東京都で喫煙の規制が始まります。

 

下の表のとおり、オリンピック開催地である東京都の方が規制対象施設が多く、また、規制内容も厳しくなっています。

*飲食店の規制対象施設は、国が全体の55%、東京都が84%になります

 

引用:

https://www.sankei.com/politics/news/180627/plt1806270039-n1.html

 

屋内は原則禁煙、敷地内(屋外)も禁煙ではありますが、屋内・屋外とも大部分の場所で喫煙所の設置が認められています。

 

となると、建設好きとしては「喫煙ブースが進化しているのでは!?」と気になって仕方がありません。

 

調べてみると…ありました!

 

まずは、東京都千代田区の「喫煙トレーラー」。

 

トラックのコンテナ部分を改造した喫煙室は、よく見るとタイヤがついていて、移動することが可能です。

 

室内は広々としていて、冷暖房完備。「雨に濡れずに快適に過ごせる」と好評のようです。

 

引用:

https://www.tbsradio.jp/346802

 

続いては、静岡で中古車買取を行なっているビッグウェーブ・ホールディングスが開発した「分煙マナーバス」。

 

マイクロバスの座席を取り払い、水を使わずに消化できる「無水式灰皿」を設置。車外には無煙・無臭の空気が放出される仕組みになっているそうです。

 

移動式喫煙室の次は、どんな喫煙場所が生まれるのでしょうか?喫煙ブースの進化が楽しみですね。

2020年に向けて!生まれ変わる浜松町・竹芝エリア

昨日のブログ記事で予告した通り、浜松町駅〜竹芝駅〜竹芝ふ頭を繋ぐ「ペストリアンデッキ」について、徹底調査したいと思います!

 

ペストリアンデッキは、「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の一環として整備されるもの。

 

<都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)>

引用:東急不動産

https://www.tokyu-land.co.jp/urban/area/takeshiba.html

 

浜松町駅から竹芝ふ頭までの約500mを、高さ8m〜15mのデッキで繋ぐというビッグプロジェクトです。

 

 

工事のハイライトともいえる首都高速をまたぐ桁一括架設は、2018年7月7日深夜〜8日未明にかけて行われ、無事に完了。

 

引用:鹿島建設

https://www.kajima.co.jp/tech/civil_engineering/topics/180707.html

 

首都高の上に桁を吊り上げて、所定の位置に設置する様子は、なかなか見られない貴重なシーン。YouTubeにもアップされているので、ぜひご覧ください。

 

https://youtu.be/4UN6dbaNfaY

 

なお、ペストリアンデッキの中間地点には、業務棟(A街区)と住宅棟(B街区)からなる、延べ床面積約20万平方メートルの超高層ビルが建設中とのこと。

 

■業務棟(A街区)

・地下2階、地上40階、高さ208m

・2020年5月竣工予定

 

■住宅棟(B街区)

・地上18階、高さ60m

・2020年6月竣工予定

 

右奥:業務棟(A街区)、左手前:住宅棟(B街区)

引用:

https://www.kajima.co.jp/news/press/201804/27a1-j.htm

 

空と海の玄関口である浜松町・竹芝エリアが2020年に向けてどんな風に変わっていくのか、これからも目が離せませんね。

 

*業務棟(A街区)、住宅棟(B街区)については、また改めて徹底調査をしてみたいと思います!

まるで空中散歩!?浜松町と竹芝を結ぶペデストリアンデッキ

先週のブログ記事で、浜松町駅にて大規模な改修工事が行われていることをお伝えしました。

 

今回は、その中でもビッグプロジェクトのひとつ、「ペストリアンデッキ」工事について、ご紹介したいと思います。

 

JR浜松町駅の北口を出ると、足場のついた橋桁(はしげた)がズラリと一直線に並んでいるのが見えます。

 

 

橋桁の基礎をつくっている段階のものから、

 

すでに完成して、足場が外されるのを待っている状態のもの、

 

さらに、首都高の上に架かった橋まで!

 

「高速道路の上に架かった橋を歩いたら、きっと空中散歩をしているような気分になるんだろうなぁ…」という妄想が広がり、思わず顔がにやけてしまいます。

 

では、これほど巨大な橋で何をつくろうとしているのでしょうか?

 

 

仮囲い貼られたイメージ図を見ると、「ペストリアンデッキ」なるものができるそうです。

 

ペストリアンデッキとは、広場と横断歩道橋の両機能を併せ持った歩行者通路専用の高架建築物のこと。

つまり、浜松町駅から竹芝ふ頭まで、約500mを繋ぐ空中道路ができるというわけです。

 

2年に渡るビッグプロジェクトの全貌は、明日の記事でご紹介します!ぜひ、お楽しみに!

みんなで子どもの安全を守ろう!

オフィス街にいると、なかなか見かけることがないのが、この路上ペイント。

 

 

見たままですが、「スクールゾーン」であることを表す路上標識です。

 

久しぶりに見かけたので思わず写真を撮ってみたのですが…そういえば、スクールゾーンがどんな基準で設置されているのか、どんな罰則があるのかについては、まったく知りません。

 

というわけで今回は、スクールゾーンについて調べてみました。

 

■スクールゾーンとは?

交通事故から子どもを守るために設定された交通安全対策重点地域のこと。

1972年(昭和47年)春の全国交通安全運動から運用開始。

 

■スクールゾーンの範囲

小学校を中心とした半径500m以内の道路が対象

 

■スクールゾーンでの規制内容

地域によってさまざま。子どもの登下校時間(7時〜9時30分、15時前後)に合わせて、以下の条件が組み合わされていることが多いようです。

・車両通行禁止(歩行者専用通路)

・一方通行

・速度制限

 

■規制時間に車で通行した場合の罰則

違反をすると、違反点数・反則金の対象となる

 

■スクールゾーンの標識

交通標識、路面表示(路面のカラー舗装)、電柱の巻付表示など

 

国分寺市の交通標識

引用:

http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/kurashi/koutsuu/douro/1007926.html

 

標識でドライバーに注意を喚起するとともに、カーブミラーの新設や歩道の拡張、歩行者を守る防護策の設置も進められています。

 

さらに最近は、幼稚園児や保育園児が事故に遭うケースが増えていることから、「キッズゾーン」の設置も検討されているとのこと。

 

スクールゾーンには幼稚園・保育園が含まれていない地域も含まれていることから、規制の対象にしようという動きが出ているようです。

参考:

https://www.fnn.jp/posts/00419170CX/201906130010_CX_CX

 

子どもの安全は、地域住民が一丸となって守るべきもの。

交通規制も大切ですが、建物の構造や街づくりを工夫するなど、建設業界でもできることをやっていけたらいいですね。

最新式コインパーキング「ロックレス」方式を徹底調査!

昨日のブログ記事で予告した通り、今日はロックレス(フラップレス)方式のコインパーキングについて、仕組みや設置方法、魅力をお伝えしていきたいと思います。

 

ロックレス方式とは、ロック板を使わずに「カメラとセンサーで車のナンバーを認識して管理する」コインパーキングシステムのこと。

 

 

駐車スペースの後ろにあるポールについた300万画素のカメラで、車両のナンバーを認識します。

 

引用:

https://www.i-tech-corp.co.jp/number/

 

仕組みは、いたってシンプルです。

 

(1)車を駐車すると、カメラがナンバーを読み取る

(2)利用時間に応じて課金

(3)出庫の際に料金を支払ってもらう

(ネットワークで管理しているのでクレジット決済も可能)

 

(1)の部分以外はロック式とほぼ同じ仕組みですが、ロック板がないことで、

 

・ナンバーで管理しているため、不正利用や無断駐車があっても後追いをしやすい

・車高の高さに関係なく駐車できる

・障害物によるトラブルがなくなる

・初心者でも駐車しやすい

・掃除やメンテナンスがしやすい(凍結や故障が少ない)

 

…といったメリットが期待できます。

 

ロックレス式の仕組みと魅力がわかったところで、建設好きとしてはやはり、設置方法が気になります。

 

「ナンバー認識」「ネットワーク」なんていう言葉が並ぶと、設置もたいへんなのかと思いきや、車両センサーを埋設して、ナンバー認識カメラを設置するだけとのこと。

 

あとは、他のコインパークと同様に、精算機や看板、場内カメラを取り付ければ完成!

 

ロック板よりも工事は簡単で、地面を傷つけないことから、ロックレス式を希望する地主さんも増えているようです。

 

最新技術を使うことで、運営する人も、利用する人も、その周りの人もみんながハッピーになっていく。建設現場でも、そんな環境がつくれたら素敵だな、と思いました。

ロック式、ゲート式はもう古い!?コインパーキングの新システムとは?

建設好きな私は、歩いているとついつい、超高層ビルや高架、橋など、上ばかりを見てしまうので、意識して「下を向いて歩く日」をつくっています。

 

今日気になったのは、コインパーキング。

 

 

上の写真はロック式というのですが、いちばん普及しているタイプで、街でもよく見かけますよね。

 

車を駐車するとロック板(フラップ板とも言うそうです)が上がり、支払いをするとロック板が下がって出庫できるという仕組みになっています。

 

ロック式が普及する前は、下の写真のようなゲート式でしたよね。

 

 

今でもショッピングモールなどの大きな駐車場は、こちらのタイプを使っていることが多いようです。

 

…といった感じで、コインパーキングについて調べていたところ、「ロックレス(フラップレス)方式」なるものがあるという新情報を入手!

すでに、いくつかのコインパーキング運営会社で導入されているようです。

 

ロックレス方式のコインパーキングでは、名前の通り、ロック板がありません。見た目もとってもきれいです。

 

引用:

http://www.signal.co.jp/products/parking/parking_lock01.html

 

駐車スペースの後ろにある、ポールを使って管理をするみたいなのですが…このお話は長くなりそうなので、続きは明日、お伝えしたいと思います!

 

最新技術を使った「ロックレス方式」コインパーキングの仕組みや設置方法、魅力などをたっぷりご紹介しますので、お楽しみに!

オリンピックで東京都内のトイレが増える!?

先日、久しぶりに駅のトイレを利用したのですが、最近のトイレはとてもきれいになりましたよね。

 

私が子どもの頃は入り口が薄暗く、近づくのも怖かったものですが、今では、この通り。

 

 

明るい雰囲気で、抵抗感なく入れます。

 

もちろん、中も広々としていて、清潔。お掃除の方も頻繁に出入りされていて、床や鏡、洗面台なども、いつ入っても気持ちよく使えます。

 

そこでふと疑問に思ったのが、「東京オリンピックで訪日外国人が増えたら、トイレはどうなってしまうんだろう?」ということ。

 

今の状態ですら、女性用トイレはどこにいっても長蛇の列です。

それに加えて、大会開催中は1日最大92万人の外国人が日本を訪れることが予想されています。

 

このままでは、街のトイレはパンクしてしまう!

 

…と、慌ててしまったのですが、23区内ではすでに対策が始まっているようです。

 

たとえば千代田区では、オフィスビルやホテル、商業施設、コンビニエンスストアなど約150箇所のトイレを一般開放する協定を19事業者と締結。

トイレが利用できる施設には「ちよだ安心トイレ」のパネルやステッカーが貼られるそうです。

 

引用:千代田区ホームページ

https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/bunka/tokyo-olympic/anshin-toilet.html

 

新宿区では、マラソンコースの沿道沿いにある25箇所のトイレを洋式化することが決定しています。

引用:新宿区ホームページ

https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/bunka/tokyo-olympic/anshin-toilet.html

 

オリンピックというとどうしても、競技場や選手村など華やかな施設の建設に目が向いてしまいますが、楽しんで観戦してもらうには、トイレも重要です。

 

こういう細かいところに気づいて、行政と民間という枠を超えて協力しあえるのって、すごく素敵なことですよね。

今回の調査を通して、日本がさらに好きになりました。

建設好き垂涎!東京モノレールの車窓から見える景色

浜松町駅羽田空港を結ぶ、東京モノレール。電車の独特な揺れや音も好きなのですが、電線のないモノレールは景色がきれいに見えるのがなんとも嬉しいもの。

 

引用:

http://www.tokyo-monorail.co.jp/

 

しかも今なら、整備場駅〜浜松町駅間の車窓からは、工事や建設現場がたくさん見えるんです。

 

 

たとえば運河沿いでは、土地の造成が行われている真っ最中だったり…

 

 

天王洲アイルの近くでは、超高層ビルらしき建物の建設現場を発見!

 

 

さらに浜松町に近づくと、線路沿いで工事をしている光景が見られます。

 

 

初めてみる巨大なタンクや、大量のセメント、大好きなクレーン車もあります。

 

 

モノレールの高架はかなり高い位置にあるため、こんな風に上から建設現場を見られるのも、ふだんと違ってまた楽しいものです。

 

なお、終点の浜松町駅では現在、改修工事が行われています。

2018年1月着工、2027年完成予定の大工事だそうなのですが、いったいどんな工事が行われているのでしょうか?

 

また機会を改めてご紹介したいと思いますので、ぜひ、ご期待ください!

自然の力を上手に使おう!

梅雨入り直前の週末の暑い日のこと。JR柏駅のホームから階段を上がると、かすかに風の音が聞こえます。

 

周りを見渡しても、クーラーや扇風機のようなものはなく、上を見上げてみると…ありました!

 

 

天井に取りつけられた羽根が、くるくると回転しています。

 

おしゃれなカフェや個人宅でもたまに見かける、この装置。何のための装置なのかはもちろん、名前すらもよくわかりません…。

 

というわけで今回は、「天井でくるくる回転する羽根」について調べてみました。

 

まずは、名前から。

ヘリコプターについているプロペラのようにも見えますが、正しくは、「シーリングファン」

単に、おしゃれだからつけているのではなく、空気を循環させるための装置なんだとか。

 

「扇風機よりも弱い風で、そんな効果あるの?」とも思ってしまいますが、空気を循環させるには、わずかな風でいいんだそうです。

 

下の図の通り、シーリングファンを使うことで、床に溜まりがちな冷気や天井付近に止まっている暖気を部屋全体に行き渡らせることができます。

 

引用:

https://webmist.info/ceiling-fan/

 

駅の構内は開放された空間なので、暖房や冷房を使うわけにはいきませんが、シーリングファンを使えば空気が循環して、少しでも涼しく or 暖かく過ごせるというわけですね。

 

冷房のようにすぐには冷えませんが、シーリングファンや扇風機から生まれる風は、体にも優しく、とても心地いいもの。

今年の夏は、冷房に頼り過ぎず、自然の力を上手に使って快適に過ごしてみようと思います。