建設業も週休2日制に!建設現場の働き方改革

新しい建物や建設現場の目印になるのが、工事のお知らせの看板。工事期間や作業内容が書かれていて、読んでいるだけでも「どんな建物ができるんだろう」「どんな街に変わるんだろう」とワクワクしてきます。

 

今日も看板を見つけて近くまで行ってみると…

 

 

道路工事のお知らせという文字の下に、大きく「週休2日制確保試行工事」という文字が書いてあります。

 

国土交通省が行なっている施策で、その名の通り「建設現場で土日を休日とする週休2日を実現する」ことが目的とのこと。2016年に試行を開始し、2016年は165件、2017年には1106件で実施されたそうです。

 

施策の狙いは、週休2日にすることで若年層の担い手を増やすこと。

調べてみると、たしかに、建設業の平均年齢は47.4歳(全産業:45.3歳)で、55歳以上が33.9%(全産業:29.3%)、29歳以下が11.4%(全産業:16.4%)と、高齢化が進んでいます。

*参考:国土交通省「建設業の現状について

 

では、若年層の担い手が増えないのは、なぜなのでしょうか?

いくつか理由はあると思いますが、そのひとつが休日数。建設現場は週1日、日曜日だけがお休みなのが一般的ですよね。

 

データを見ても、建設業の年間休日は104.7日(厚生労働省「平成29年就労条件総合調査」)で、金融業、保険業(121.2日)と比べて17日の差があります。

 

こうした状況を踏まえて「他の仕事と同じく、週休2日にすれば担い手が増えるんじゃないか。」と考えた結果、生まれたのが「週休2日制確保試行工事」なのかもしれませんね。

 

施策を通して、若年層の担い手が増えたのかどうかはまだわかりませんが、建設現場の働き方改革は、ぜひとも進めてほしいもの。

「週休2日制確保試行工事」の対象が、国や地方公共団体が発注する工事だけでなく、民間にも広がってほしいなと思います。

「安全」のこと、みんなでしっかり考えよう!

駅のホームから白線がなくなって黄色い線になったことや、ホームドアの設置が進められていることを以前のブログ記事でお伝えしましたが、今日はもうひとつ、ホームについて気になっていたことを調べてみました。

 

それが、こちらの赤と白のストライプ模様です。

 

 

黄色い線(点字ブロック)よりもさらに線路側に描かれており、端から端まで隙間なく赤と白のラインが続いています。

 

引用:東京メトロホームページ

https://www.tokyometro.jp/safety/prevention/station/index.html

 

正式名称は「注意喚起シート(スレッドライン)」で、2014年4月4日に半蔵門線九段下駅で発生したベビーカー事故を受け、設置がスタート。2017年までに70駅での設置が完了したそうです。

 

注意喚起シートの目的は、主に2つ。

 

(1)列車への接触、接近、ドア挟み、軌道内転落等の事故防止

ホームを歩く乗客に対して、「歩行するのは危険な場所」であることを知らせ、注意を促す。

 

(2)駅係員、乗務員のホーム監視業務の視認性向上

危険な場所に人がいないかどうかを、駅係員や車掌が確認しやすくする。

 

注意喚起シートがないホームと比べると、一目瞭然でホームの端がわかりますよね。

 

引用:

https://news.mynavi.jp/article/20160216-a587/

 

「安全」はサービスを提供する側だけが、対策すればいいというわけではありません。サービスを受ける乗客も一緒に「安全」についてしっかりと考え、注意して行動したいものですね。

 

掘り出し物、発見!

東京駅・八重洲口と八重洲エリアの再開発現場をたっぷりと楽しんだあとは、丸の内側に向かいます。

 

いつもは、東京駅構内の連絡通路を使うのですが、せっかくのいいお天気なので、外を歩くことに。

 

グラントウキョウサウスタワーのほうに向かって歩き、線路の高架(鍛治橋)の下をくぐりぬけ、右に曲がると「KITTE 丸の内」が見えてきます。

 

 

さらに先に進むと、新丸ビルが目の前に!

 

 

さらに50mほど進むと、丸ビルが現れます。

 

 

丸ビルと新丸ビルは全体を写真に収めるのが難しく、いろいろ試行錯誤していたのですが、まさかこんなところからベストショットが撮れるとは!

思わぬ掘り出し物を見つけたような嬉しい気分になり、もう少しお散歩を続けることに。

 

外が暑くなってきたので行幸通りから地下に入ったところ、ここでも掘り出し物を発見!

 

行幸地下ギャラリーでは通常、世界の駅の風景を映した写真が展示されているのですが、今日見に行ったところ、期間限定でスターウォーズ展が開催中だったのです!

 

 

ルーク・スカイウォーカーやC3PO、R2-D2のフィギュアに、

 

 

ナブー女王のパドメ・アミダラ。

 

 

ちょっと変わったところでは、ストームトルーパー(帝国に対して揺るぎない忠誠を誓う騎兵)の兜なんていうアイテムも。

 

 

もちろん、ライトセーバーもありました!

 

 

それにしても、展示というのはおもしろいものですね。

商品を売るお店では、きれいに整頓して、びっしりと棚に並べてありますが、展示では違います。

 

上下左右にランダムに目が動くように物が配置されていたり、

 

 

世界観を演出するために、たったひとつのフィギュアが置いてあったり。見る人を楽しませる工夫がたくさんされている気がしました。

 

 

機能だけを重視するのではなく、人々を楽しませるという視点は、建築物にも活かせそうですよね。

 

*行幸地下ギャラリーのスターウォーズ展は2019年12月25日まで開催中です。

東京…いや、日本最大級!?八重洲エリアの再開発

東京駅・八重洲口を出ると目の前に広がるのが、八重洲エリアです。

八重洲通り(下の地図の緑色の部分)を中心としたエリアで、さまざまな開発が進んでいます。

 

 

今回のお散歩の目的は、東京駅から出て右側に見える場所で、住所は八重洲2丁目になります。

 

(白く浮き出ている部分が、八重洲2丁目になります)

 

見てください、この光景を!

 

 

広い敷地に、何本もそびえ立つクレーン。

建設好きであれば、この光景に引き寄せられてしまうのではないでしょうか。

 

プロジェクト名は「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」

 

 

13,500平方メートルの広大な敷地に、地上45階、地下4階、高さ245m(A-1街区)と地上10階、地下4階、高さ50m(A-2街区)の2つのビルを建てるという、ビックプロジェクト。

 

引用:三井不動産プレスリリース

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2018/1203_02/download/20181203.pdf

 

さらに、

  • 東京駅周辺に分散しているバス停留所を集約したバスターミナル
  • 中央区立城東小学校(再整備)
  • 「ブルガリ ホテル 東京」の開業
  • 地下1階で東京駅と接続(京橋駅まで地下でつながる)
  • 八重洲地下街と接続した商業施設
  • 東京駅周辺で最大級の基準階専有面積約4,000㎡(約1,200坪)のフロアプレートを実現したオフィスエリア

などなど、さまざまな設備が整備されるとのこと。

 

竣工(完成)は2022年8月末。定期的に工事の進行状況を見に来て、みなさまにもお伝えしていきたいと思います!

東京駅の建造物に多い「グラン」はどんな意味?

気持ちのいい秋晴れの休日。今日は、東京駅の八重洲口にやってきました!

 

 

頭の上には、端から端まで見えないほど大きな「グランルーフ」。

 

 

右手には、「グラントウキョウサウスタワー」。

 

 

そして左手には、「グラントウキョウノースタワー」がそびえ立っています。

 

 

今、ブログ記事を書いていて気づいたのですが、東京駅・八重洲口に山脈のように連なる3つの建造物には、すべて「グラン」がついているんですよね。

 

いったいなぜでしょうか…?

建物のこととなると、気になったら止まらないのが建設好き。さっそく調べてみました!

 

まずは、それぞれの建造物について調べてみたいと思います。

 

■グラントウキョウサウスタワー

高さ:205m

着工:2004年9月10日

竣工:2007年11月7日

 

■グラントウキョウノースタワー

高さ:204.9m

着工:2004年9月10日

竣工:2007年11月2日

 

■グランルーフ

長さ:230m

竣工:2013年9月20日

 

グラントウキョウサウスタワーとグラントウキョウノースタワーは、着工日が同じで、高さや竣工日もほぼ変わりません。両方とも、東京駅再開発の一環として建てられた建物です。

 

サウスタワー・ノースタワーの約6年後にオープンしたグランルーフは、グラントウキョウサウスタワーとグラントウキョウノースタワーをつなぐ巨大な歩行者空間で、「光の帆」をモチーフデザインとしているそうです。

 

たしかに、屋根の部分が船についている「帆」にも見えますよね。

 

3つの建造物すべてに「グラン」がついている理由はわかりましたが、肝心の「グラン」の意味がまだよくわかりません。

 

さらに調べてみると、東京駅の中にある地下街「グランスタ」の名前の由来を発見しました!言われてみれば、グランスタにも「グラン」がついていますよね。

 

グランは、壮大さ、最高位を意味するGrand(グランド)という意味で、スタ(Sta)の部分には、以下の4つの意味が込められているとのことです。

 

  • Station(ステーション・駅):東京ステーションシティ開発の中核である駅
  • Status(ステータス・品格):首都「東京」に相応しい品格
  • Start(スタート・出発):旅の期待感を高める出発駅
  • Stage(ステージ・舞台):多くの人が行き交い、思い出・記憶に残る体験を得られる舞台

 

東京の中心的存在として、どんどん進化を続ける東京駅。これからも目が離せませんね!

バリアフリーの第一歩は、手すりから!

先日のブログ記事では、松葉杖だとちいさな段差が怖いというお話をさせていただきましたが、松葉杖を使っていて、もうひとつ気づいたことがあります。

 

片方の松葉杖を使っている場合、↓こちらのイラストのように、怪我をした足と反対側の手で松葉杖を持ちます。

 

 

つまり、

左足を怪我している→右手で松葉杖を持つ→左手があいている

右足を怪我している→左手で松葉杖を持つ→右手があいている

という状態になります。

 

階段をのぼったり降りたりするときは、松葉杖を使いつつ、あいている方の手を手すりに置くのですが、片方しか手すりがない場所が意外と多いんです。

 

たとえば、こちらの階段。

 

 

右足を怪我している場合は左手に松葉杖を持っているので、左側にある手すりは使えません。壁に手をつきながら降りることもできますが、ちょっと危ないですよね。

 

両側に手すりがあれば、どちらの足を怪我していても掴まる場所があり、上りも下りも安全に階段を使えます。

 

 

バリアフリーというと、エレベータやエスカレーター、スロープを設置するものだと考える人が多いと思いますが、階段の手すりを両側につけるだけでも十分なケースもあります。

 

手すりなら莫大な費用をかけなくても、設置できますよね。まずは手すりからバリアフリーをはじめてみると、みんなが暮らしやすい街になりそうです。

NTTのマンホールの下には何がある?

みなさんは、マンホールの下に何があるか、ご存知ですか?

 

引用:

http://www.kouken-nagoya.com/blog/v/57/

 

蓋をあけると、下に行くためのステップがあって、地下道が続いている…アクションものの映画などで、よくあるシーンですよね。

 

マンホールは、Man=人+Hole(穴)という意味で、地下に埋められている設備を点検・管理するために人が出入りする穴のこと。水道管や汚水用の配管だけでなく、消火用の水道管やガス管などの用途別に分かれています。

 

では、こちらのマンホールの下には、何があるかご存知でしょうか?

 

 

真ん中にある「NTT」のロゴを見れば、わかりますよね?そう、この下には通信ケーブルが埋まっているんです。

 

ケーブルの引き込みや引き抜き、接続の作業をするときに使用するもので、なんと70万枚もあるとのこと。

 

ちなみにマンホールの中は地下道のように繋がっているのではなく、部屋のような空間になっています。空間の長さは最大10mで、それより長いものは「とう道」と呼ばれ、巨大なトンネルのような形状をしているそうです。

 

さて、マンホールに話を戻しましょう。写真をよく見ると、「T」がたくさんならんだ模様になっていることがわかると思います。

 

 

現在はこの「T」を組み合わせたデザインのマンホールが主流ですが、10年後、20年後には、このマンホールがなくなっているかもしれません。

 

実はNTTでは、ちょうど2年前に、新しいマンホール「テーパーダイア鉄蓋」を開発し、グッドデザイン賞を受賞。2018年から順次、マンホールの取り替えを始めているんです。

 

テーパーダイア鉄蓋

引用:

https://www.sankeibiz.jp/business/news/171019/bsj1710190500003-n1.htm

 

テーパーダイア鉄蓋はこれまでの3倍、長持ちする優れもの。維持や管理にかかる費用を抑え、さらに点検もしやすくなるそうです。

 

これまでのT模様のマンホールが見れなくなってしまうのは、少し寂しい気もしますが、便利になるというのは素敵なことですよね。まだ新しいデザインのマンホールを見る機会には恵まれていないのですが、見つけたら、ブログ記事でご報告させていただきたいと思います!

建物で、働き方を変えていく。2020年5月開業「Otemachi One」

昨日のブログ記事の答えは、「Otemachi One(オオテマチ・ワン)」。大手町一丁目から世界に向けて新しい価値を発信し続ける「オンリーワンの街」という想いが込められているそうです。

 

2020年5月の開業に向けて、建物は9割以上がすでに完成しています。

 

 

一階やエントランス部分は、まだ仮囲いがされていて、秘密のベールに包まれています。

 

 

仮囲いが取れる瞬間は、どんな気持ちなのでしょうか。一度でいいから、立ち会ってみたいものです。(思わず、歓声をあげてしまいそうな気がします)

 

ちなみに「Otemachi One」は街全体につけられた名称で、Otemachi Oneタワーと三井物産ビルの2つのビル+6,000平方メートルの森(Otemachi One Garden)から成り立っています。

 

(右がOtemachi Oneタワー、左が三井物産ビルです)

 

<Otemachi One タワー>

■地上39階、地下5階

高さ約200m

■商業施設、オフィスが入居するほか、フォーシーズンズホテルが開業

 

<三井物産ビル>

■地上31階、地下5階

高さ約160m

■三井物産の新本社ビルとしてオープン

引用:

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2019/1017/

 

建物の高さもさることながら、地下鉄の駅への通路も新設されることから、街の景色や人々の動きがまた大きく変わりそうです。

 

さらにOtemachi Oneでは、オフィスワーカー向けに専用食堂、フィットネス、託児所など、さまざまな設備を導入。働く人にとって理想的なワークスタイル&ライフスタイルを実現できる環境を目指しているそうです。

 

建物の構造や設備が、働き方を変えていく。新しい試みが、これからどう進化していくのか、楽しみですね。

大手町一丁目にできる新しい高層ビルの名前は?

今日の目的地は、大手町駅。ふだんは東京メトロ丸ノ内線か東西線を使っているのですが、久しぶりに半蔵門線を使ってみました。

 

半蔵門線の大手町駅の特徴は、なんといっても地下深くにあること。丸ノ内線の大手町駅が地上から10.4mのところにあるのに対し、半蔵門線の大手町駅は27.1mの深さ!

 

そのためエスカレーターも、ものすごく長いんです。

 

 

ながーいエスカレーターを2つ乗り継いで改札を出たら、千代田線方面へ。大手町駅は改良工事が終わりに近づいていて、駅のコンコースもきれいになっています。

 

 

「C2a」の出口を出ると、超高層ビル群が目の前に現れます。地名は「大手町一丁目」。

 

 

お目当ての場所の近くでは、地下鉄への連絡通路をつくる工事も進行中。

 

 

写真の右側にちらっと見えている仮囲いの中にあるのが、こちらのビルです。

 

 

思いっきり顔を上にあげても、てっぺんが見えないくらい高いビルです。

 

さて、ここで問題です。

このビルは、なんという名前でしょうか?

 

と言われても、困ってしまうと思うので、いくつかヒントをお伝えしますね。

 

  • 2020年2月に竣工する新しいビル
  • 場所は、大手町一丁目(皇居の目の前です)
  • 新しく地下鉄への連絡通路をつくるほどのすごいビル

 

建設好きのみなさんなら、すでにご存知かもしれませんね。

答えは明日のブログ記事で発表&建物についてもたっぷり紹介いたしますので、お楽しみに!

コンクリートと木が融合したムロマチカフェ HACHI(ハチ)

週末は友人と一緒に、日本橋をお散歩。オフィスビルの地下にある、「ムロマチカフェ HACHI(ハチ)」で、ちょっと早めのランチをとることにしました。

 

 

カフェの中は、コンクリートの打ちっぱなしの天井=無機質なものに、木材の柱=天然のものを組み合わせた内装なのですが、不思議と調和しています。

 

 

また、天井が高く、椅子やテーブル、ソファが低い位置にあるので、空間がとてもゆったりと広々して見えます。

 

 

さらに外には、カウンター式のテラス席。

 

 

狭いスペースなのですが、仲間とわいわい食事をするのには、もってこい。距離が近づいて、話も弾みそうです。

 

建設好きな私は、どうしても建物の構造やビルの高さにばかり目がいってしまうのですが、内装や家具を工夫することで、オフィスビルの中でもこんな素敵な空間がつくりだせるんですね。

 

建物と同じくらい、奥が深そうな内装の世界。もっともっと、知りたくなってきました!

 

今後のブログ記事では、建物だけでなく、カフェやお店の内装についても、詳しく調査していきたいと思います!ぜひ、ご期待ください!