ゴジラと一緒にお散歩♪

突然ですが…記事の一番上にある画像、なんだかわかりますか?

 

察しのいい方は、すぐにお気づきになったかもしれませんね。そう、昨日のブログ記事で登場した「ゴジラ」の足跡です。

 

東京駅前常盤橋プロジェクト(三菱不動産、戸田建設)では、3.1ヘクタールもの敷地に超高層ビル4棟と広場をつくる計画になっていて、囲いも端が見えないくらいまで長く続いています。

 

その囲いのひとつに、東京駅前の歴史と歴代ゴジラ映画のポスターが飾られています。

 

これが第1作目のゴジラ。

 

そして、2015年に公開された「シン・ゴジラ」

 

デザインなどがおしゃれな感じにはなっていますが、基本的な構図は変わっていませんよね(もしかしたら一周回って、同じようなデザインが流行しているのかもしれないですが)。

 

もしかしたら、長く愛されるデザインや建物というのは、時代が変わってもあまり変わらないんじゃないかな?と、建設好きなわたしは、何を見ても建設に結びつけてしまうのでした。

 

歴代29作品が一挙に並んだ様子は、まさに圧巻!仮囲いがこんな風になっていたら、建設現場の周りを散歩するのがもっと楽しくなりそうです。

10年後の東京駅には、ゴジラの2倍もある超高層ビルがたくさん出現!

東京駅の八重洲口をぶらぶら歩いていると、ゴジラの囲いを発見!

 

 

ゴジラと背景のクレーンが重なって「クレーンがゴジラに見える♪」と、ウキウキしながら囲いの周りを歩き始めます。

 

…ですが、歩いても歩いても、囲いが終わらない。やっと途切れたところは東京駅の目の前でした。

 

気になって調べてみると、三菱地所と戸田建設が行なっている「東京駅前常盤橋プロジェクト」という、超巨大プロジェクト!!なんと、10年かけて東京駅前に4つの超高層ビルと大規模な広場をつくる計画だそうです。

 

<完成予想図>

Tower-A低層部・先行整備広場イメージ/街区北側より

 

全体開業時の街区全体イメージ/東京駅丸の内側より

*三菱地所「TOKYO TOKIWABASHI 2027」

http://www.mec.co.jp/tokiwabashi/

http://www.mec.co.jp/j/news/archives/4891.html

 

現在はTower-A、C、Dが着工しており、Tower-Aは地下5階、地上38階、高さは212mにもなります。

ゴジラの身長は、これまでで一番高いと言われる「シン・ゴジラ」でも118.5mだったので、実に2倍近い高さです。

 

*三菱地所「オフィス情報 Tower-A」

http://office.mec.co.jp/tokiwabashi/tower-a/

 

これだけでも十分にびっくりなのですが、2023年に着工予定のTower-Bは地上390mにもなるとのこと。完成すれば、「あべのハルカス」を楽に追い越し、日本で最も高いビルになります。

 

東京駅前常盤橋プロジェクトの再開発エリア

 

3.1ヘクタールの広大な敷地が、再開発でどのように生まれ変わるのか…完成は10年後とのことですが、今から楽しみですね。

プラスチック敷板は、柔らかいより硬いほうがいい

雨の日の現場は、たいへんですよね。すべりやすいですし、この時期は特に、体感温度がぐっと下がります。作業も思うように捗らない…ということが多いのではないでしょうか。

 

…なんてことを考えながら足元を見てみると、ところどころ水たまりができていたり、土がぬかるんでいるところもあります。

 

そこで工事現場はどうなっているんだろうと見てみると、どこも敷板が敷かれていて、働いている人や、土砂や資材を運搬するトラックも、そのうえで快適に作業をしています。

 

ぬかるんでいると、人もトラックも足元が不安定になってしまいますが、敷板があるだけで安定するのですね。

 

このことを建設会社に勤めている父に話すと、敷板は硬いからいいんだよとのこと。

 

やわらかい敷板の場合、トラックなどの重みで敷板が変形してしまい、タイヤも一緒に沈んでしまうのだそうです。

 

それに対して、硬い敷板では、重量の重いトラックが載っても変形しません。そのため、ぬかるみにはまってしまったり、車体がぐらつくことなく走行できるのだそうです。

 

特に、たくさんの荷を積んだトラックの場合は、車体が大きく揺れることで、荷が崩れてしまう可能性もあります。そうなれば、資材が傷ついたり、人命に関わる被害がでてしまうかもしれません。

 

敷板だけで、これほどまでに違いが出るとは…!父の話を聞いて、正直、かなり驚きました。

目立たない存在ではありますが、とても重要なアイテムなんですね。

 

硬い敷板については、もうちょっと詳しく調べてみようと思います。またの機会にご紹介しますので、ご期待ください!

空港に行く前から、旅行気分を味わおう!

東京シティエアターミナル、通称T-CAT(ティーキャット)をご存知でしょうか。羽田空港や成田空港へ向かうリムジンバスのターミナルで、羽田空港へは約25分、成田空港へは約55分で到着します。

 

電車やモノレールなど便利な交通手段はたくさんありますが、たくさんの荷物がある中で乗り換えをせずに空港までいけるのは、やはり楽チンですよね。

 

T-CATがおもしろいのは、建物内部や案内版などが、空港を模して作られていること。たとえばエスカレーターと看板を見てみると…。

 

 

エスカレーターは上りの一方向のみ。通常、駅やデパートでは、エスカレーターは次から次へとつながっていますよね。

 

 

*参考:新千歳空港フロアマップ

http://www.new-chitose-airport.jp/ja/tmap/img/b1f.pdf

 

ですが空港では、上の図のように上りエスカレーター(赤枠)と下りエスカレーター(青枠)が離れた位置にあることが多いような気がします(あくまでも私の感覚ですが)。

 

 

看板も、駅や街で見かけるものとは違い、空港っぽい感じですよね。

そして極めつけは、案内板です。

 

 

空港の出発ロビー・到着ロビーにある案内板と同じもの(正確にはミニサイズですが)が、バスの待合室にも設置されているんです。

 

こんな風に、空港に着く前から旅行気分を味わえる心憎い配慮が、T-CATにはたくさんあります。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ見てみてください!一見の価値ありです!

大手町駅の3つの顔

2013年から行われていた東京メトロ「大手町駅」のリノベーション工事が、5年以上の歳月をかけてついに完成しました(2018年完成)。

 

駅全体のコンセプトは、「凛(りん)とした駅」。ビジネス街の中心にある駅としての風格を持たせることが狙いだったようです。

 

特に大きく変わったのが、丸ノ内線、東西線、千代田線の3路線です。トップの画像は丸ノ内線で、レンガを使っているのが特徴的です。

 

■丸ノ内線

東京駅の周辺にある建物でよく見られるレンガを用いて、歴史と趣のある雰囲気を演出

*参考:

http://www.koken-archi.co.jp/works/station/w000505/

 

■東西線

高層ビルの壁面を連想させるガラスをデザインに採用

*参考:

http://www.koken-archi.co.jp/works/station/w000503/

 

■千代田線

皇居など都市の中にある自然をイメージした、木目調の素材を使用

*参考:

http://www.koken-archi.co.jp/works/station/w000504/

 

上記の参考サイトをご覧いただくとわかるのですが、見た目の雰囲気はまったく違います。

 

しかし実は、床や壁、柱の仕上げ材は駅全体で共通の素材を使っているとのこと。色調や形状を変化させるだけで、これだけの違いが生まれるのは驚きですよね。

 

ちなみに、路線ごとに駅のイメージを変えたことで、乗り間違いが少なくなるという副次的な効果も私にはあり、とても便利になりました。

一つの駅で3つの顔を見せてくれる、大手町駅。乗り換えがぐっと楽しくなりそうです。

公園のいま・むかし

新宿御苑や日比谷公園など、大人が散歩をできるような公園にはよく行くものの、子どもたちが遊ぶためだけに作られた公園に行ったのは久しぶり。

 

ついつい楽しくなって、滑り台をしたり、ブランコを漕いだりと、はしゃいでしまいました(もちろん、他の子どもたちがいないのを確認しました。遊びの邪魔をしてしまっては大人失格ですからね)。

 

案の定、滑り台から降りた瞬間に豪快にこけてしまったのですが…痛くない!!

 

よく見ると、遊具の周りは砂や砂利ではありません。どうやらクッション素材になっているようです。ちなみに遊具の周りだけでなく、公園のほとんどがクッション素材になっていました(下の写真で緑、水色、オレンジになっている部分は、ぜんぶクッション素材でした)。

 

 

調べてみたところゴムチップと呼ばれる舗装で、子どもが遊具から転落したり、高齢者が転んでしまったときにケガを防ぐ目的で施されるとのこと。公園や幼稚園はもちろん、工場内やリハビリ施設などでもゴムチップ舗装をするところが増えているようです。

 

*参考:

http://www.i-daisei.co.jp/works/ext04.html

 

わたしが子どものころは、学校の運動場も公園も砂と砂利ばかりで、転んで血を流しながら家に帰った記憶も数知れず…。

 

これはこれで、いい思い出ではありますが、やっぱりケガをしないのが一番!子どもや高齢者が暮らしやすい街づくりに、期待しています。

派手じゃないけど…建設現場には欠かせません

東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅の近くの道路では今、地下鉄の工事を行なっています。夜間に工事を行っているため、昼間は休工中。建機、重機が所狭しと置かれています。

 

油圧ショベルなど見慣れた建設機械に混じって、初めてみる大型の機械を発見!

 

まず目に留まるのは、透明のポンプ。前面についているハシゴや、上部についている漏斗のようなものも気になります。

 

 

手がかりは、機械に書いてある「NITTAI」の文字だけ。どうやら、建設機械をレンタル・リースしてくれる会社のようです。

 

ホームページの建機紹介ページを調べてみたところ、自動計量装置付のサイロのようです。

*2m³サイロ(自動計量装置付)

http://www.nittai-since1957.co.jp/pdf/21.pdf

 

建設現場で働くみなさんにはお馴染みかもしれませんが、ただの建設好きの私にとっては興味津々!

 

サイロとは:セメントや砂、砂利などの材料を取り出すことができる装置。自動で計量したり、残量がわかるタイプのものもある。

 

…おぉ!これはすごい!!!

ちいち計量しなくていいのなら、スムーズに作業ができますし、時間も大幅に短縮されますよね。

 

工事現場に行くと、ついついショベルカーやブルドーザー、ローラーなど派手なものばかりに目がいってしまいますが、今回のサイロのように建設に欠かせない建機は、もっともっとたくさんあるはず。

 

趣味と実益を兼ねて、新しい建設機械をどんどん見つけて、調べていこうと思います!

鉄製の看板にキュン!

よく知っている街でも、細い路地に入ると新しい発見があったりするものですよね。今回歩いてみたのは、職場近くの住宅街。とってもかわいらしい看板を見つけたんです。

 

張り出した屋根、かわいい装飾のランプと合わせると、ここだけヨーロッパの街角みたいな雰囲気に。

それにしてもこの看板…どこかで見たことがあるような気がしませんか?

 

見た瞬間、ピンと来た方も多いはず。そう、ジプリ映画「魔女の宅急便」で出てくる看板に似ているんです。

 

 

主人公・キキは、魔女の修行のために新しい街へと旅立ちます。そこで偶然、居候させてもらうことになったパン屋さん「グーチョキパン店」で、キキは荷物を配達するサービスを始めます。

 

ここで出てくるのが、キキの看板です。

魔女の形をかたどった鉄製の看板は、小学生だった私のハートを見事に射抜きました。

 

ですが日本では、こういうシンプルな鉄製の看板はあまり見かけません。どちらかというと、日本の看板は華やかで目立つものが多いですよね(これはこれで好きなのですが)。

子どもの足で歩ける範囲では鉄製の看板は見つからず、残念だったのを今でも覚えています。

 

石畳の道、レンガ造りの家、そして鉄製の看板があるヨーロッパの街は、永遠の憧れ。いつの日か、ヨーロッパで思う存分、街並みや建築物を見て歩いてみたいものです。

チョコレートの国へ、ようこそ

今年は暖冬なのでしょうか?真冬なのに、太陽が出ている時間は、マフラーなしでもお散歩できる日が多いように感じます。

 

ちょうどこの日も、ぽかぽか陽気。というわけで、東京駅の周りをお散歩してみることに。できるだけ通ったことのない道を選んで進みます。

 

30分ほど歩いて東京駅に戻ろうとしたときに見つけたのが…

なんと、板チョコがそのまま扉になっている建物。もちろん、本物のチョコレートではないんですけどね。

 

一瞬、チョコレートの国への入り口かと思ってしまったのですが(笑)、実はお菓子メーカー「meiji」(明治ホールディングス)の本社ビル。上手く写真に収めることができなかったのですが、建てもの好きの心をそそる高層ビルです。

 

 

本社ビルではチョコレートは製造していませんが、「Hello,Chocolate」というコンセプトスペースがあり、チョコレートの試食やカカオを使った料理を楽しめるレッスンなどをしているそうです。

 

チョコレートの国の内部がどうなっているのかは、建設好きな私としても大いに気になるところ。機会があれば、潜入調査を敢行したいと思います!

 

<明治ホールディングス本社ビル>
■所在地:東京都中央区京橋2-2-1
■設計者:日建設計
■施工者:大成建設、鹿島建設、戸田建設
■建築年:2004年

マイナーがお好き

東京の千代田区・中央区を流れる日本橋川(一級河川)には、20以上の大小様々な橋がかかっています。

一番有名なのは「日本橋」。日本の道路元標があり、道路網の始点にもなっている橋です。

 

ですが今日ご紹介したいのは日本橋ではなく、日本橋から徒歩5分ほどのところにある「江戸橋」です。

 

 

江戸橋は昭和通りにある橋で、上空には首都高の江戸橋ジャンクションがあります。

 

橋が架けられたのは、寛永8年(1631年)頃とする説が有力で、当時は現在より数十メートル下流(東)に架かっていたといいます。

 

江戸橋が石橋になったのが明治8年(1875年)、鉄橋になったのが明治34年(1901年)。そして、昭和通りに架け直されたのが昭和2年(1927年)で、これが今の江戸橋です。

 

となると、歌川広重が「名所江戸百景」で描いたのは、現在とは別の場所にあった江戸橋ということになりますね。

 

※名所江戸百景「日本橋江戸ばし」安政4年(1857年)

 

江戸時代には(当たり前ですが)高層ビルや高速道路・鉄道の高架もなく、江戸橋からは日本橋の街が一望でき、素晴らしい眺めだったに違いありません。

また、橋の下には漁船や乗り合いの船が往来し、物流拠点のひとつとして栄えていたようです。

 

こんな風に、あまり知られていないマイナーな橋だからこそ興味を惹かれてしまうのは、建設好きな私ならではなのかもしれませんね(笑)。

メジャーじゃない〇〇シリーズは、今後もぜひ続けていきたいです。